2016.12.29
伸び・縮みしたセーターを元通りに!家庭でできるセーターのトラブル対処法
去年着ていたお気に入りのセーター。寒くなってきてタンスから出したら、縮んでいたり伸びていたりして、着られなくなっていることってよくありますよね。でも、今年の流行的にもまだ着れるし、捨てるわけにもいかず困ってしまうことも…。そんなときには、この対処法を試してみて!
伸びた場合は“熱湯&ドライヤー”で対処
セーターが伸びてしまう原因は、子どもに引っ張られてしまったことや、ハンガーにかけて干してしまったことなどが挙げられます。特に、濡れたセーターをハンガーで干してしまうと、水の重みで伸びてしまうので、注意が必要です。でも、そんなセーターもこの方法で戻すことができます。
使用するのは、ドライヤーと熱湯、そしてアイロン。まず、熱いお湯に伸びてしまった部分を浸し、軽く形を整えます。次に、ドライヤーでそこを乾かし、アイロンで形を整えるだけ! こうすると繊維が引き締まってくれるので、完全とはいえないものの外形を整えるのには役立ちます。
洗濯のミスで全体的にセーターが伸びてしまっている場合は、タンブラー乾燥にかけてわざと縮ませるのも◎。タンブラー乾燥とは熱と一緒に回転させて乾燥させる方法のことで、家庭に乾燥機がないときには、コインランドリーで利用できます。
なお、縮んでしまったセーターにこの方法をすると、さらに縮んでしまう可能性があるので、間違えないようにしてくださいね。
縮んだ場合は“ヘアトリートメント”でよみがえる!
セーターが縮む理由は、正しい方法で洗濯できていないこと。コインランドリーでついうっかりタンブラー乾燥を使用してしまい、熱を加えてしまったことで縮むケースもあります。
そんなセーターには、“ヘアトリートメント”を使って対策を! ちょっと驚かれる方もいるかもしれませんが、トリートメント入りのぬるま湯にセーターを入れることで縮んだセーターを元通りにできるんです!
まず、ぬるま湯にヘアトリートメント(約15g)を溶かし、その中にセーターを30分ほど漬け込みます。30分経ったら水を捨て、セーターを優しく絞って洗濯機で1分ほど脱水を。そのあとは洗濯表示に従って干すだけです。
こちらの動画でも詳しく紹介されているので、気になる方はチェック!
また、トリートメントをして脱水したあと、段ボールを使ってセーターを伸ばす方法もあります。詳しいやり方はこちらの動画で紹介されているので、ひどいときにはこちらを試してみてくださいね。
お気に入りのセーターはずっと着ていたいものですが、洗濯で伸びたり縮んだりしたときには、あきらめてしまうことも。そんなときには、今回紹介した方法をぜひ試してみてください!
ただし、これはあくまでも応急処置のため、きちんと直して着たいときにはクリーニング店で相談を。洗濯表示を確認して、正しい方法で洗濯するのも大切ですよ。
参照/
YouTube「伸びたセーターを戻す方法が簡単!!【3つの方法が神レベル】」
YouTube「教えて!goo トリートメントで蘇る!?縮んだセーターをもとに戻してみた」
YouTube「諦めないで!縮んだセーターはまだ着れます。」