2015.12.29
新年早々勃発!?『お年玉』トラブルの実態
気付けばもう年末。そろそろお正月の準備も考えなくちゃ! と思っているママも多いのではないでしょうか。
そこでちょっと気を付けておきたいのが『お年玉』。子どもにとってはお正月のお楽しみの一つですが、お金が絡んでいるゆえに、やはり大人の間ではちょっとしたトラブルになることもあるようです。
もらった、もらわない、金額の多い、少ないなどささいなことでも何かと問題が起こりやすいお年玉ですが、新年早々なるべくなら揉め事は避けたいものです。そこで、知っておきたいお年玉のマナーや金額の目安などを調査してみました。
親戚同士のトラブル
お年玉のやりとりといえば、一番に思い浮かぶのは親戚同士ですよね。口コミサイト『発言小町』にこのようなトラブルがあがっていました。(以下要約)
Aさん(50代)は新年を弟家族も一緒に実家で過ごすのが恒例なのですが、その年はタイミングが合わず、弟家族には合わないまま実家から自宅に戻ったそうです。
弟には幼稚園児の子どもが一人いるのですが、お年玉をことづけたりも特にしませんでした。
後日弟から『子どもがお年玉を楽しみにしていたのに、残念だった』という内容の電話がかかってきて、Aさんは『会っていないのに渡す必要はない』『お年玉ごときで文句を言われるなんて』と納得がいかないようです。
ちなみに、Aさんには4人のお子さん(社会人と大学生)がいますが、弟からは毎年貰っていたようです。
これに対していろいろな意見が挙がっていましたが、一番多いのは『今までずっと4人も貰っていたのだから、実家にことづけるなりして渡すべきだった』という内容のコメントでした。それが無理なら、せめて子どもの喜びそうなお菓子などを郵送しては? というアドバイスも何人かから挙がっていました。
やはり、頂いたものはきちんとお返しするというのが一般的なマナーなのでしょうね。
いくら渡したら良い!?年齢別の相場
次に頭を悩ませるのが『いくら渡したら良いの?』ということ。少なすぎるのも良くないし、かといって多すぎてもちょっと…。そこで年齢別の近年の平均額を調べてみると、次のようになっていました。
- 0歳~未就学児・・・1,000~2,000円
- 小学校低学年・・・2,000~3,000円
- 小学校高学年・・・3,000~5,000円
まだまだ金銭感覚がはっきりしない頃は金額は少なめ、もしくは代わりにお菓子やおもちゃなど、子どもが好きなものを渡しているケースも多いようです。また、兄弟できちんと差を付けて渡すなど、工夫している家庭も多く見られました。
- 中学生・・・5,000円
- 高校生・・・5,000~10,000円
中高生になってくるとやっぱり金額も多めですね。また、親同士の付き合いやそれまでのお年玉のやりとりなどで金額を微調整すると、トラブルも避けられそうです。子どもが成人、または社会人になったらお年玉も終了するのが一般的です。
上司の子どもに渡して良い!?
意外と間違えてしまいそうなマナーが『目上の人の子ども』にお年玉をあげてよいかということ。実はこれはNGです。
お年玉というのは『目上』の人から『目下』の人に渡すというのが正しいマナーです。お子さんに何かというのであれば、やはりお菓子や何か喜ばれそうなギフトを贈るようにしましょう。
新年早々トラブルにならないためにも、気持ち良くお年玉のやりとりはしたいものですよね。去年いくらもらったかな? と毎年記憶があいまいになってしまいそうなら、今後の参考のためにもちょっと覚書きしておくのも良いかもしれません。
相手に不快な思いをさせたり、自分自身が恥をかかないためにも、お正月前にしっかりお年玉のマナーを身につけておきましょうね。
参考/
読売オンライン発言小町『お年玉をあげなかっただけで』
お年玉‐gooベビー‐
役立ったドットコム 『お年玉の金額の相場はいくら?2016年の最新平均金額を公開』
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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