2018.02.16
小さくてかわいい!お部屋を彩る『つるしびな』を手づくりしよう!
女の子の健やかな成長を祈る『桃の節句』。この時期には雛人形を飾るのが定番ですが、『つるしびな』というお人形をご存知ですか?
とっても華やかでかわいらしい飾りなのですが、自分で作ることもできるんですよ! 簡単に作れるものもあるので、ぜひ挑戦してみては?
『つるしびな』ってどんなもの?
雛人形売り場などで小さなお人形がたくさん吊り下げられている飾りを見たことはありませんか? そう、それこそが『つるしびな』です。
つるしびなが作られるようになったのは江戸時代。当時、まだとても高価だった雛人形は庶民にとっては高嶺の花でした。そこで、お母さんやおばあちゃん、親戚や近所の人たちなどが小さな人形を作り、それを持ち寄って作られたのが『つるしびな』だそうです。
女の子の健やかな成長を祈る温かい気持ちが詰まった、とっても素敵なお雛飾りなんですね!
かわいいだけじゃない!人形に込められた“意味”
小さなお人形がたくさん吊るしてある様子はとてもかわいらしく、眺めているだけでも心が和みますよね。実は、このお人形たちにもひとつひとつ意味が込められているんですよ!
例えば、こちらの『犬』。これは犬のお産が軽いことにあやかって、“子宝や安産、健康に恵まれますように”という意味がこめられています。
“花のようにかわいく育ちますように”という意味が込められている『花』は、つるしびなを彩る名脇役的存在ですね。
『鯛』は“めでたい”ことがたくさんあるようにという願いから。また赤い色には“魔よけ”の意味も込められているんですよ!
『うさぎ』は、“優しく素直”であると同時に“赤い目に魔よけや護身の力がある”といういいつたえから来ています。
ほかにも、“早く歩けるように”という願いを込めた『草履』や、“末広がりに栄える”という意味をもつ『扇子』、“腰が曲がるまで長寿できるように”という『海老』など、本当にたくさんの種類のお人形があります。
手作りして楽しんでいるママも!
繊細で華やかなつるしびな、ちりめん布で作られたものは、実は買うと結構高いんです。でも、ハンドメイドが得意なママは、つるしびなも自分で手作りして楽しんでいるようですよ!
隣に飾ってある雛人形とマッチしてとても素敵な飾り付けになっていますね! 眺めている赤ちゃんも何だかうれしそう♪
こんな風にひとつひとつの飾りを傘に付けて飾るのもおしゃれ。お人形の数が少なくても華やかさが出そうです。
ちょっと雰囲気を変えて。こちらは猿の飾りをメインにしたモダンなつるしびなです。カラーも赤一色なのでとてもシンプルですね。
こんな風に、自分の好きな飾りで楽しめるのが手づくりのいいところですよね。
mamaPRESS編集部
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