台風接近で体調不良を訴える人が続出!もしかしたら『気象病』かも…
台風シーズンのこの時期、急な頭痛や咳が出るようになった…という方はいませんか? 最近、台風が近づいてくると同時に体調不良を訴える人がSNSで急増しているんです。実はこれ、台風シーズンによくみられる『気象病』と言われる症状なんだとか。人々を悩ませる気象病の症状や予防法についてまとめました。
台風前日は患者5割増し?!気象病のつらい症状とは?
都内のあるクリニックでは、台風が接近すると、頭痛や喘息の症状を訴える人が通常の5割増しになるんだとか! SNSでも台風が近付くと共に、体調不良を訴える声が続出しています。
台風のせいで気圧が不安定で頭痛が…明日の1日練とても不安?18時頃更に気圧が下がるみたいだから途中でリタイアするのが目に見える…
— しろた ゆま (@yumama_Tb) 2016年8月27日
2時間ほど前から、左耳の万年耳鳴りの音が強烈になっている。その強烈さにクラクラ目眩らしき状態にも。気圧が上がってきているから?台風がやってきてるから?ここ数年、こんなクラクラする耳鳴りは無かった気がするなぁ_φ(・_・
— 満月 (@mangetsu77) 2016年8月27日
今回の台風は相当強いみたい。脚の古傷が既に痛み出してる。
— たいくつの花 (@FlowerInBoredom) 2016年8月27日
頭痛、吐き気、咳、古傷が痛むなど症状は人それぞれ。このような、気圧や温度、湿度の変化によって体調が悪くなることを総称して気象病というのです。約1,000万人もの日本人が気象病だとされています。
気象病になるメカニズムとは?
私たちの体には、通常一定の気圧(空気の重さ)がかかっていて、それを体の内側から押し返してバランスをとっています。なので、外からの気圧が変わると、そのバランスが崩れ、体調が変化するのです。特に台風のような高気圧から低気圧へ変わるときの方が、より体へのダメージが大きいんだとか。
気象病になると一般的に以下のような症状が出るとされています。
- 頭痛やめまいがする
- 古傷が痛む
- 関節が痛む
- 喘息
- 気分が落ち込む
気象病の予防法
これから台風のシーズン。「私もしかして気象病かも…」と思い当たる方は事前に予防策をとっておきましょう!
血液やリンパの流れを良くするマッサージをする
気象病は、耳の周りの血液や、内耳の中のリンパ液の流れが悪い人に発症しやすいそう。そのため、日ごろから耳の後ろを指で押したり、手を使って首を横側に伸ばしたりして、血液やリンパの流れを良くすることが予防につながります。
深呼吸をする
浅い呼吸では血液が体のすみずみまで行き渡らず、むくみが生じ、痛みの物質がたまりやすくなるんだとか。天気予報などで気圧の変化が予想される日は、1日に数回深呼吸をしてみましょう。
血流を良くする食品を摂る
気圧が変化すると、腰や関節が痛くなるという人は以下の物を意識して摂取しましょう。
- 豆類
- たまねぎ
- ねぎ
- いわし
- さば
- レバー
- 貝類
気象病対策アプリを活用してみて!
気象病を予想するアプリもあるんです! 『頭痛ーる』というアプリは、頭痛や気象病を気圧予報であらかじめ予想してくれるんだとか。 これを使えば、事前に気圧の変化に気づいて対策がとれそうですね。
まだまだ台風による天候の乱れが心配なこの時期、身の回りの備えだけではなく、日ごろからきちんと予防して、気象病からくる体調不良にも備えましょう。
参照/
0テレNEWS24「台風の接近で体調不良…『気象病』とは?」
ハフィントンポスト日本版編集「気象病とは?台風接近で頭痛の症状も」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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