2016.03.17
週2日の『ゆる断食』ダイエットでヘルシー美ボディをゲット!
ダイエットをしたいけど、辛いのは続かないしリバウンドもあるし…なかなかモチべーションがあがりせんよね。そんなあなたには、他のダイエットよりも楽で効率よく痩せられ、健康になれる『ゆる断食』ダイエットがおすすめですよ!
そもそも『断食』が健康にいい理由
『断食』にはこんなうれしい効果があります!
まず、消化器官を休めることができるので、それまで消化・吸収・解毒に向けていたエネルギーを、毒素排出(デトックス)に向けることができるようになります。このデトックス効果により、大腸や肝臓はきれいになり、血中の余分なコレステロールは追い出されます。
内臓機能は休ませた後は活発に動き出すので、代謝が高められて脂肪を燃焼し、痩せやすい体質になります。さらに腸内環境や血流がよくなると、栄養が腸から肌まで届けられるようになり、肌の調子もよくなります。
最近では、断食は医療の面からも注目されています。カリフォルニア大学バークレー校のヘラースタイン博士は、「断食をすると抗がん効果がある」と発表しています。南カリフォルニア大学長寿研究所のヴァルテル・ロンゴ教授らによると、断食により血液や免疫系の生成にかかわる造血細胞が活発化して、新しい白血球が生み出され、免疫系が再生することがわかったそうです。
長期的に断食を繰り返すと、休止していた幹細胞が自己再生を始める引き金になるということも解明され、今後は医療への応用も期待されます。
『ゆる断食』ダイエットって何?
断食といえば、連日食べたいものを我慢する苦行を連想される方も多いかもしれませんね。『ゆる断食』はそのような苦痛はなく、週2日だけ、決められた範囲内で食事をしていいので続けやすいダイエットです。日常的にカロリー制限をするダイエットよりも、効率よくスリムになることが可能なだけでなく、免疫力を高める効果があるので注目されています。
発祥は、イギリスでブームになった『5:2ダイエット』がもとになっています。5:2は、1週間の日にちのことを意味しており、ミランダ・カーや、ジェニファー・ロペス、ビヨンセも実践しているそうですよ。
ゆる断食ダイエットのルール
ゆる断食ダイエットのルールは、1週間のうちの2日だけ断食をすることがベースになっています。連日ではなく、火曜日と金曜日という具合で行い、休日前などの時間を利用して行うことが可能です。断食といっても、女性は1日500kcalまで、男性は600kcalまで食べられます。この範囲内で、野菜や果物・タンパク質をバランスよく食べましょう。
食事と食事の間は12時間空けます。朝食と夕食で行うのがおすすめ。間食は禁止なのですが、空腹がつらいときはカロリーの範囲内で、茹でたほうれん草やリンゴを食べてもOKです。残りの5日間は、何を食べてもよく、運動に関してのルールもありません。
10週間で5kgは減量可能⁉
ゆる断食ダイエットは、10週間ほど続けると5kg程度は減量可能だといわれています。断食を行った日に減量できるだけでなく、断食の効果で痩せやすい体質になるため、ダイエットに成功しやすいからです。また、断食日以外は好きなものを食べられてストレスが少ないのも、継続しやすい理由でもあります。
ただし、妊婦や授乳中のママ、10代の成長期の方、糖尿病など健康上の問題がある方は、行わない方がいいので注意してください。
ゆる断食ダイエットはカロリーの制限内でなら食べられるし、「翌日は好きなものが食べられる!」と思うと、やる気が増して続けられそうですよね。また、食べない分は食費が浮いて経済的ですし、ヘルシーにも美肌にもなれるなんて、魔法のようなダイエット法ですね!
参照/
ハフィントンポスト「いつまでも若くいたければ1カ月に5日、カロリー制限すればいい(研究結果)」
J-castニュース「断食は究極のアンチエイジング! 半年に一度、2~4日間で免疫系が再生」
しみず
都内の大学を卒業後、青果物業界・金融業界勤務を経て、2010年に男の子を出産しました。現在は、子育ての経験を活かしながらライターをしています。健康オタクで、衣食住はできる...
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