2016.12.31
捨てないで!美容効果いっぱい『お米のとぎ汁』活用法
最近、ハトムギや酒粕など天然素材を使った美容商品が注目を集めていますが、家庭で簡単に手に入る美容アイテムがあります。それが、『米のとぎ汁』です。捨ててしまうことが多いのですが、米のとぎ汁には美肌効果があり、いろいろな活用法があるんですよ♪
米のとぎ汁に含まれる美容成分とは?
食べ盛りの子どもがいる家庭では、毎日お米をとぐというところもあるのでは? お米は炭水化物ですが、ビタミンやミネラルなどを含み、栄養素もたっぷり。米のとぎ汁にも、こういった栄養素がたくさん入っているのです。
たとえば、ビタミンB類は美肌に欠かせないといわれる栄養素。抗酸化作用もあるため、ニキビ予防にも効果的だといわれています。また、ビタミンEやミネラルは、血行を促進し、潤いのある肌に導いてくれるのだそう。化粧水や乳液によく含まれる、『セラミド』も入っており、肌を保湿しきめを整えてくれます。
また、肌の透明感を促すといわれる『ピテラ』も、化粧品に多く含まれる成分ですが、これも米に入っているんです! わざわざ買わなくても、こんな身近にお肌に良い成分があったんですね。
美肌につながる!?『米のとぎ汁』の活用法
洗顔時のすすぎで使う
冬場は肌が乾燥することから、朝は洗顔料を使わずに水だけで済ませてしまう人もいると思います。その水を米のとぎ汁に変えてみると、米ぬかによるピーリング+美白+美肌効果も手に入れられて、一石二鳥ならぬ、三鳥もの効果が☆ 方法は、米のとぎ汁に同量の水またはぬるま湯を加えて、顔をすすぐだけと簡単です。
入浴剤にする
入浴剤としてお風呂に入れれば、体全体の保湿・美白にも。乾燥する冬の季節に特におすすめ。
化粧水にする
化粧水やプレ化粧水として使用する人も多く、パッティングしたりコットンでパックしたりすると、肌が白さやニキビの改善を感じることもあるそう。ただ、油分がないためこれだけで使うと乾燥してしまいますので、ドラッグストアで売っているグリセリンを少量米のとぎ汁に加えるか、手持ちの乳液・クリームなどをプラスしても良いと思います。
とがなくてもOK!天然『ライスウォーター』の作り方
米のとぎ汁を使うといっても、お米をといだあとに出る真っ白な汁を使うのか、しばらく放置して上澄みと底にたまった部分を使うのかなど、いろいろと分かれます。ただ、問題は長期保存できないため、それほどたくさんの米のとぎ汁は必要ないということです。
そこで、ここでは、お米をとぐ前に簡単に作れる『ライスウォーター』を紹介。この方法なら少しずつ作れるので、化粧水を手作りしたり、洗顔したりするときに参考にしてくださいね。
- お米を1/2カップ用意し、水を1カップの目盛りまで注ぐ
- 数分間置いて、水が濁るのを待つ
- 濁った水をガラス瓶などの容器に入れて保存(4~5日利用可能)
- 残ったお米は研いでごはんに。
無洗米は、お米の栄養もそがれてしまっているのでNG。できるだけ、農薬を使っていないオーガニックのものを使用してくださいね。
いつもは捨ててしまう米のとぎ汁ですが、美容効果もたくさん。我が家では入浴剤や、生理前の肌荒れがひどい時期にプレ化粧水として活用しています。肌荒れに悩みがちな今の季節から、取り入れてみてはいかがでしょうか?
参照/
スキンケア大学「お米のとぎ汁風呂で、簡単節約美人!」
ガールズスリズム「お米のとぎ汁で洗顔するだけで美肌になれる」
Googirl「美容に役立つ!「米のとぎ汁」利用法」
YouTube「スキンケア!いつもは捨ててしまう○○で出来る美肌作りの裏技!」
@cosme「お米のとぎ汁を化粧水にしてる方~!!」