2016.10.12
商品券と交換も!H&Mや無印…知っておきたい『古着回収サービス』まとめ
子どもの成長はあっという間。お気に入りだった洋服もいつの間にかサイズアウトしていますよね。兄弟やお友達がお下がりとして着てくれれば問題ないのですが、まだほとんど着ていないままの洋服を押入れに眠らせておいたり捨ててしまうのはもったいない!
そんなときには企業の古着回収サービスを利用してみましょう。
古着回収サービスとは?
ショップの店頭などで、古着回収用の大きなボックスなどを見かけたことはありませんか? これはCSR(企業の社会的責任)活動の一環として行われているもので、回収した古着を国内外でリサイクル・リユースされたあとに難民支援などに役立てられるという制度です。
お得なサービスが受けられる場合も!
さまざまな企業がこの古着回収サービスを行っています。なかには、クーポンがもらえたり、ワクチンを海外へ送る一助となるところもあります。家がスッキリするだけでなく、うれしいメリットもあるなんて、使わなきゃ損ソン!
ユニクロ
2006年に活動を開始した当初は工業用繊維の『材料』としてのリサイクルを目的としていましたが、回収された衣料品のほとんどが状態の良いものだったことと“服は服のまま役立てたい”との思いから、世界中の難民、避難民や災害被災者、妊産婦や母子への支援として服を寄贈しています。全国のユニクロとGUで購入した全商品が対象です。
無印良品
自社の衣料品(下着、靴下は不可)はもちろん、タオルやシーツ、カバーなどの繊維製品の回収を行っています。回収したものは主に燃料や工業用原料としてリサイクルされますが、状態の良いものに関しては“染め直し”などを行ってリサイクル商品として一部の店舗での販売も。
H&M
世界規模で衣類回収を開始した最初の企業です。“ファッションを愛するからこそ、衣類を粗末にしたくない”という思いが込められています。
H&Mの製品はもちろん、それ以外のお店で購入したものでもOK!(アクセサリー類は不可)。そして何とうれしいことに1袋につき(大きさ、素材など自由)1日2枚まで、500円分の割引クーポンがもらえます! こちらは3千円以上購入時に利用可能。
回収された衣類は、リサイクルはもちろん古着コレクションとして新しく生まれ変わるものも多くあります。
丸井
新品やそれに近い状態の物のみ回収可能。2~7月は春夏もの、8~1月が秋冬ものと限定されているので要注意です。子どもに関しては衣類のみが対象。丸井で購入した以外の衣類も対象で、1点につき200円分の割引券を貰えます。(2千円以上の購入で使用可)
衣類はメンテナンスを行ったあとに、東北支援として宮城県で販売されたり、丸井のリユースマーケットでの販売、NPO法人を通じての途上国の寄贈などに役立てられています。
西武そごう
子ども靴のみが対象。検品のうえNGOジョイセフを通じてザンビア共和国の子どもたちに届けられます。子ども靴1点につき1枚、5千円以上の購入で使用できる500円分の割引券が貰えます。
赤すぐnet
“古着deワクチン”という活動で、途上国の子どもたちに5人分のポリオワクチンが届けられます。
一口1620円の古着deワクチンを注文すると、段ボール箱と着払い専用の送り状が自宅に届きます。(段ボールなし1,080円/段ボール大は2,160円も選択可能)。あとは自宅にある洋服やバッグ、服飾雑貨などを詰めて佐川急便に集荷を依頼すればOK!
子ども服はもちろん、男性もの女性ものもすべて対象なので、家族の分をまとめて送ることができるのがうれしいポイントです。発送後は1,000円分のクーポンが貰えます。(発行から2ヶ月間有効)
お気に入りだった洋服たちも、また新しい誰かの元で役に立つと思うと何だがうれしい気持ちになりますよね。
いらなくなったらすぐに捨ててしまうのではなく、本当に着られなくなるまで大切にする、ママだけでなく子どもと一緒に古着回収サービスを利用することで物を大切にする気持ちを伝えたいですね。
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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