2017.01.27
寒~い夜もこれで解決!暖房なしで朝までぐっすり眠れる夜の寒さ対策6選
1月・2月は寒い日が続きます。とくに夜は冷えますよね。みなさんは、夜寝るとき、暖房はどうしていますか? つけっぱなしはやっぱりダメなのでしょうか?
基本的には、“夜は暖房を消す”人が多数
『マイナビウーマン』が2014年に働く女性を対象に行ったアンケートによると、9割の人が寝るときは暖房を消しているんだそう。
暖房をつけっぱなしにすることで、まず“乾燥してしまう”というデメリットがあります。
喉や肌が乾燥すると、風邪をひきやすくなってしまったり、肌が弱い人の場合は荒れてしまったりする可能性も。また、暖房にずっと頼っていると、自律神経も乱れやすくなってしまうそうです。
ただし、非常に寒さの厳しい日で、どうしても暖房をつけておきたい場合は、加湿器などを使って乾燥対策をしっかりするようにしましょう。
暖房なしでも暖かく寝るための方法
基本的には暖房を消したほうがいいとわかっていても、「暖房なしだと寒くて眠れない!」という人もいるでしょう。
いくつか寒さをしのぐための方法をご紹介します。
1.布団の上に毛布を重ねる
実は、勘違いをしている人が多い毛布の使い方。実は毛布は、掛け布団の“上”に重ねると、とても暖かくなるんです。
我が家も実際にやり方を変えてからは、暖房なしで暖かく寝られる日が増えましたよ。これまで掛け布団の下に毛布を使っていた人は、ぜひ試してみてくださいね。
2.安全性の高い湯たんぽを使う
乾燥の心配がない、昔ながらのアイテムといえば『湯たんぽ』! でも、湯たんぽは正しい使い方をしないと、低温やけどなどをする恐れがあります。
消費者庁によれば、44℃の温度でも、ずっと皮膚に接したままにしていると、6~10時間で皮膚が損傷してしまうとのこと。“熱い”と感じることなくやけどしてしまうので、注意が必要ですね。
逆にいえば、それさえ注意しておけば、やっぱり湯たんぽは冬の寒さをしのぐための優秀アイテムです。
最近はかわいらしいぬいぐるみに包まれている湯たんぽもあります。水漏れしづらいようになっている、安全性に配慮された湯たんぽも増えていますよ。
3.スリーパーを使う
赤ちゃんや幼児は、布団を蹴っ飛ばしてしまうことも多いですよね。気づいたときには布団をかけられますが、「気づかない間に体が冷えていたら…」と心配になってしまいます。
そんなときは、スリーパーを用意して子どもに着せておくと安心です。さまざまな形・デザインのものがあるので、チェックしてみてくださいね。
4.40℃程度のお湯に10~15分程度浸かる
外から温めるのではなく、体のなかから温めてポカポカにするという方法もありますよね。
寒い冬は、お風呂のお湯の温度を高めにしがち。でも、実はぬるめのお湯(40℃程度)に10分から15分浸かるほうが、血液循環がよくなり、体の芯から温まるそうですよ。なお、寝る2時間程度前に入浴すると、眠りに入りやすくなるのだとか。
5.温かい飲み物を飲む
おねしょが心配でなければ、親子で寝る前に少量の温かい飲み物を飲むのもいいでしょう。体のなかから温まる感覚を感じることができます。
ただ、また時間が経つと体が冷えてきますから、そのあと体を冷やさないようにし、タイミングよく眠りに入りたいところです。
6.布団乾燥機をかけてまだ温かいうちに寝る
この時期は日照時間が短く気温が低いので、布団を干してもあまりポカポカにはなりませんよね。
布団乾燥機を使えば、布団がふかふかになりますし、寝る前の時間を狙えば一定時間布団は温かいままです。
寒い日に温かくなった布団で寝るととても気持ちがいいので、ぜひ試してみてくださいね。
暖房のせいで風邪をひきやすくなることもあるので、こんな保温対策を試してみてはいかがでしょうか? 参考にしてみてくださいね。
Photo/Yuganov Konstantin /Shutterstock
参照/
マイナビウーマン「寒くて眠れない? 寝るときに暖房をつけたままの女子は、○%!」
NHK生活情報ブログ「寒い冬の入浴法は?」
消費者庁「ゆたんぽでの低温やけどを防ぎましょう」
ねむりラボ「お風呂は“寝る2時間前”がベスト!すんなり眠れる入浴術」
村山明日香
神奈川県在住。三十路に突入しました。元雑誌編集者で、現在はフリーライター&エディター。やんちゃすぎる2人の子どもたちの育児をしながら、合間に執筆やチェック作業。おカタい...
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