2017.01.04
手軽なおやつだけど迷ってしまう…子どもの『あめ玉』デビューはいつから?
現在2歳の息子がいる筆者も、今ちょうど悩んでいる“あめ”との付き合い方。お手軽なおやつですが、窒息事故につながる場合もあり、悩みどころ…。みんな、何歳頃からあめを子どもに与えているのでしょうか?
2人目は早くなりがち?あめデビュー我が家の場合
あめはおやつですので、必ず与えなくてはいけないものではありません。一度食べてしまうと、その魅力に取りつかれてしまうから(笑)、「子どもにあめを与えるのは遅いほうがいいよー」とアドバイスを受けていたこともあって、上の子は3歳過ぎまで与えていませんでした。
その理由は、虫歯よりも窒息の危険性が怖かったから。しかし、下の子はそのとおりにはいきません。上の子が食べていれば欲しがるし、一緒にあげてしまうことも多いんですよね。
まずは親の目の届くところで…と2歳過ぎに初めて与えてみたところ、見事に飲みこんでしまいました…! 大きなあめだったらと思うとぞっとします。
ママの約半数が2歳未満から与えている!
『pigeon』のアンケートによると、約50%のママが2歳未満のうちにあめを与えたと回答しています。次いで多いのが4歳以上25%、3歳~3歳半19%、2歳半~3歳6%、2歳~2歳半0%という結果でした。
感覚として、わりと子どもが小さい段階であめを与えている印象です。
あめの窒息事故で最も多い年齢は0~2歳!
東京消防庁の資料によると、あめ類を喉につまらせた窒息事故で一番多い年齢は0~2歳だそうです。あめは丸く、ツルンと喉に入ってしまいやすいですし、遊びまわっている拍子にうっかり飲みこんでしまうこともあります。遊んでいる最中にあめを与えないなどの配慮も必要ですね。
もしも、あめを喉につまらせたら!?
出典:消費者庁ウェブサイト
万が一、あめが喉につまってしまったときは119番通報をすると同時に、つまってしまったあめを取り出すための努力をしましょう。
乳幼児の場合は“背部叩打法”といって片方の腕の上に頭を下に、うつ伏せで子どもを抱え反対の手で背中を叩きます。大きくて抱えきれない場合は立て膝をした太ももの上にうつ伏せにし、背中を叩きます。
年長児よりも大きい子どもの場合は背面から抱きかかえ、片手をこぶしにしてみぞおちの下に当て、腹部を上へ圧迫する“ハイムリック法”が有効です。
結局下の子は2歳4ヶ月の今、あめデビューをしてしまいました。小さいあめや丸くないあめなどからチャレンジしているうちに、上手に噛むということを覚えましたので一安心ではあるのですが…。
娘の友だちの中には、自転車の後ろに乗っているときに段差でうっかりあめを飲み込んでしまい、一瞬ですがつまってしまった子もいます。手軽に食べられるおやつだけど、子どもが小さいうちは気を付けて食べさせるように気を付けないといけませんね。
参照/
Pigeon.info「育児ママアンケート あめ玉」
東京消防庁「食品を喉に詰まらせた救急事故発生状況」
消費者庁「あめ玉による窒息に注意!~体験談の御紹介4~」
minami
1984年生まれ。新卒で入社した会社で求人広告の書き方を覚え、人に何かを伝えることの楽しさを知りました。退職後は求人関連のコラムを書いていました。今は4歳と1歳の怪獣2匹に囲...
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