ユーザー名
  • instagram

子ども

2016.10.27

「今ここでやる?!」ママを困らせる子どものかんしゃくとの上手な付き合い方

「今ここでやる?!」ママを困らせる子どものかんしゃくとの上手な付き合い方

スーパーのお菓子売り場で、ひっくり返って泣き叫ぶ我が子。

子どもがいない頃は、「大変ね」で済んでいましたが、まさか自分の子どもがそんなことをするとは。スーパーに限らず、ひとたび子どもがかんしゃくを起こすと、周りの目もあるし困ってしまいますね。

「どうしてうちの子はかんしゃくを起こすの?」「どうやって子どものかんしゃくに付き合えばいいの?」といった質問は、筆者が相談員をする乳幼児健診でもよく聞かれます。

子どものかんしゃくの理由を知って、少しでもうまく乗り切れるよう、考えてみたいと思います。

なぜ子どもはかんしゃくを起こすの?

かんしゃくは、子どもにはよくあることです。大抵1歳頃からかんしゃくを起こすようになり、2~4歳が最も多く、5歳を過ぎるころには減っていくのが普通といわれています。

かんしゃくの原因は、欲求不満、疲労、空腹などが多いといわれています。また、注意を引きたかったり、欲しいものがあったり、やりたくないことがあったりしても、かんしゃくを起こすことがあるそうです。

まだ言葉でうまく伝えられない気持ちを、叫び声や泣きわめき、手足をバタバタさせる行動など、かんしゃくという手段で伝えようとしているんですね。

前と違っていた、思っていたことと違う、理想どおりにいかないことで腹を立てているということは、記憶やイメージの力が育ったからこそ起こることといえるでしょう。

でもやはり、これを人ごみの中や急いでいるときにやられると、ママはたまったものではありません。

「お友達はあんなに穏やかなのに、なんでうちの子はこんなに激しいの?」「育て方が悪いの?」と自分を責めてしまうママもいるかもしれません。

当然、一番身近にいるママやパパがかんしゃくを起こしやすく、子育て場面でもかんしゃくによって問題解決をしている姿を見せていれば、子どももかんしゃくを起こしやすくなる可能性はあります。

でも、乳幼児のほとんどの場合は、そのときの状況と、子ども自身の物の感じ方、捉え方や理解力、性格などでかんしゃくの強さは変わってくるようです。

子どもがかんしゃくを起こす場面

切り替えが必要なとき

公園や遊戯施設などで楽しく遊んでいたら、急に「帰るよ」と言われる、テレビを見ていたら「ごはんよ」「もうお風呂に入る時間よ」と言われるなど、生活場面での切り替えが必要なときにかんしゃくは起こりやすいようです。

要求が通らないとき

スーパーやおもちゃ売り場などで、欲しいものが買ってもらえないとき、ひっくり返って泣き叫んで抗議し、要求を通そうとします。

よく見かける場面ですね。そしてママにとっては最も困る場面でもあります。

物の貸し借りをするとき

これは小さい年齢の子どもに多くみられますが、公園の砂場や児童館など、魅力的なおもちゃがある場面で起こります。自分のものを貸せない、お友達のものを使いたいという気持ちからかんしゃくを起こし、なかには威嚇したり手が出てしまうケースもあるかもしれません。

原因不明なケースも

「さっきまで楽しく笑っていたのになぜ今?」という場面でも起こるかもしれません。まだ原因がわかっていれば対処もできますが、突然のかんしゃくには困ってしまいますよね。

1 2
あおみ

あおみ

まさかの高齢出産にて自分が母となり、現在5歳の女の子を子育て中です。これまで、乳幼児健診や療育施設、病院等で、ことばとコミュニケーション、発達について、様々な心配を抱え...

詳しくはこちら
あわせてチェック!

    「ねえこれ知ってる?」
    友だちにも教えてあげよう♪

    「今ここでやる?!」ママを困らせる子どものかんしゃくとの上手な付き合い方

    この記事が気に入ったら
    いいね!してね

    mamaPRESSの最新情報をお届けします

    関連キーワード