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子ども

2024.05.30

きょうだいゲンカのベストな対処法は?どこから親が介入していいの?

きょうだいゲンカのベストな対処法は?どこから親が介入していいの?

きょうだい一緒にいればケンカばかり、、、毎日のように喧嘩していて疲れてしまうし、止め方もわからない、、という方も多いのではないでしょうか?きょうだいゲンカのメリットと、親としてどう対応すればいいのかまとめてみました。

きょうだいゲンカのメリット

友達や親とのケンカでは、多少なりとも遠慮や気遣いがあるため全力ではありませんが、きょうだいでは本気でぶつかることができます。容赦のないきょうだいゲンカは、子供のストレス発散にもなっているんだそう。また、我慢や妥協、なんでも思い通りにはいかない理不尽さなどをきょうだいゲンカを通して学ぶことができ、生きていく上で必要な基本的なコミュニケーション能力を自然に身につけられるのもきょうだいゲンカの大きなメリットなんだそうです!

きょうだいゲンカの対処法

引用:写真AC

メリットがあることを知っても、きょうだいゲンカが始まれば「やめなさい!」と止めたくなりますよね。子供同士の喧嘩を親はどのように見守ってあげればよいのでしょうか?
まずは大怪我にならない程度なら見守ることが大切なんだそう!たいてい些細なことでどっちもどっちなことが多いので、そこで大人が介入してしまうとせっかく子どもが考える機会を奪ってしまいます。

また、きょうだいゲンカが勃発すると、お互いが「◯◯が叩いた!」「××がおもちゃ取った!」とそれぞれの言い分を親に言いつけやって来るもの。その言い分を親はどのように対処してあげれば良いのでしょうか?

そんなお悩みの親御さんのためにいくつかのポイントをご紹介します!!

両者の言い分を聞き、中立な立場を貫く

親もきょうだいも冷静になって、なぜケンカをしているのかを聞き出しましょう。このときに上の子から聞くのがポイント。我慢ばかりさせがちな上の子にとって、優先してもらえると気持ちが落ち着きやすくなるからです。あくまで冷静にかつ中立な立場を貫くのが大切ですが、無関心を装うのではなく「そうなんだ~」とお互いの話に興味を持ってそれぞれに相槌を打ちながら共感してあげましょう!

上の子ばかり怒らない

下の子が泣いてしまうケースが多いと、頭ごなしに上の子を怒ってしまいがち。「お兄ちゃんだから」「おねえちゃんだから」という言葉を嫌う上の子もきっと多いはず。前述の言い分を聞いたうえで、下の子が悪いときはしっかりと怒ることも大切です。もちろん下の子が幼いうちは年齢が小さい分わからないことが多くなると思うので、そのときは上の子に「〇〇(下の子)は、まだわからなくてこういう行動に出ちゃったんだよ」と説明してあげてもいいかもしれません。

一人一人抱きしめる

子どもは抱きしめられると愛情を感じ安心するもの。落ち着かせる目的以外にも、ケンカするとママは悲しい気持ちになることを伝えるのも効果的です。

ケンカのルールを決める

物で叩かない、噛まない、髪の毛を引っ張らない、○分以内などきょうだい同士やママと一緒に考えて決めて、紙に書いてはっておきましょう。もし、ルールを破った場合にはケンカをすぐにやめさせて叱る必要があります。逆にこのルールの範囲内で行われているきょうだいゲンカには親は介入する必要ありません。

きょうだいゲンカの止め方

ケンカのメリットはありますが、頻繁に起こると大人もイライラしてしまいますし、疲れてしまうこともありますよね。始まった喧嘩は少しでも短く終わって欲しいです、、どのようにしたら終わるのか、ママはどんな工夫をしているのか見てみましょう!!

格闘技のように実況

スマートフォンで撮影するふりをすることで子どもが自分たちの行動を客観的に意識できるようになるんだそう。そこに明るく冷静にテレビで格闘技の試合でも見るように「お、始まった」「兄の攻撃によく耐えた」などと実況を入れてあげるんだそうです。喧嘩してる子ども自身がおもしろくなってケラケラ笑い始め、けんかが収まっちゃうそうですよ!

病気になっちゃうと伝える

上にも書いた通り、ママ・パパの正直な気持ちを伝えるのも効果大。「お母さんはストレスで病気になっちゃう。困らせないで」と伝えれば、子どもたちも自分以外の他の人の気持ちを考えるきっかけになるかもしれませんね!!

言葉にするのを手伝う

お子さんたちは自分の気持ちをうまく伝えられずにけんかをしているの可能性が高いです。「何が嫌だった?」と聞き出しながら、気持ちを言葉にするお手伝いをしてみてはいかがでしょうか?ここで同時に上のお母さん自身の気持ちも伝えられると効果大です!!

電気を消して真っ暗に

喧嘩でヒートアップしている子どもたちは、親の言う事など耳に入っていないことも。注意しても全く聞かないときは、電気を消してしまってもいいかもしれません。興奮していた子どもたちは、突然真っ暗になったことで一気にクールダウンし、その後電気をつけても再度けんかをする気はなくなるようです。

親の愛情を感じると心が満たされて、相手に優しい気持ちで接してくれるかもしれません。また、親が仲裁してくれないと分かれば、二人で解決してくれるかもしれませんね。

日ごろから愛情を注ぎ、危険な場合以外にはきょうだいゲンカは放っておいて見守るようにすれば、生きていく上で大切なことを学びながら、次第にきょうだいゲンカが減っていくのではないでしょうか。 ぜひここで紹介した兄弟げんかの収め方も試してみてくださいね!!

参照/ ハグ育ラボ「ハグから伝わる愛情/ギュッと抱きしめてあげてください」
ギフト教育ラボ「兄弟喧嘩の正しいフォローを知って健康な心を育てよう!」
エンドレスな兄弟げんか 大声で叱る以外の終わらせ方は?〈子育て相談 すくすくねっと〉
兄弟喧嘩が子供を成長させるって本当!?

mamaPRESS編集部

mamaPRESS編集部

mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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