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子ども

2017.08.04

クレヨン3タイプを使い比べてみた!子どもが使いやすいのは一体どれ?

クレヨン3タイプを使い比べてみた!子どもが使いやすいのは一体どれ?

子どもがお絵かきに使うものといえばクレヨン。でも、お店に行くと、いろいろな種類のクレヨンが売られていて、どれを買ったらいいか迷ってしまいますよね。

そこで今回、形状の違う3タイプのクレヨンを実際に使い比べてみました。すると、クレヨンによっていろいろな違いがあることが分かったんです。

抜群の発色性『しまじろう あんしんクレヨン』

出典:Amazon

『こどもちゃれんじ』でおなじみの『ベネッセ・コーポレーション』から発売されているクレヨンです。太くて折れにくく、誤って口にいれても安心な素材でできているのが特徴。また、色付きがよく、筆圧の弱い小さな子でも、発色よくお絵かきができるのもメリットのひとつです。

また、テーブルなどにはみ出して汚れてしまっても、水で簡単に落とせます。

ただ実際に使ってみると、たしかに色付きは非常にいいのですが、その反面、汚れやすいのがデメリットだと感じました。クレヨンを下に落としただけで床や畳に色がついてしまったり、服をかすめただけで色がついてしまったりします。

クレヨンの扱いに慣れていない年齢の子どもだと、爪にクレヨンが入ってしまうのも気になるポイント。

また、商品説明にもあるように、紙からはみ出してクレヨンがついてしまっても、テーブルやフローリングなどの非吸水性素材なら水で簡単に落とせましたが、肌につくとウエットティッシュで拭いたくらいでは落ちませんでした。

ご家庭に畳やふすまといった吸水性素材が多い場合には、扱いに気をつける必要がありそうです。

見た目はオーソドックスなクレヨン形状。香りも昔ながらのクレヨンの香りがするので、なんだかなつかしい気分にさせてくれる製品です。

『しまじろう あんしんクレヨン』16色
価格:\1,200(税抜)

【評価】
色つき ★★★★★
汚れにくさ ★☆☆☆☆
安全性 ★★★☆☆
折れにくさ ★★★★☆

小さな子にも使いやすい『ベビーコロール』

出典:Amazon

不思議な形をしたクレヨン『ベビーコロール』。一見するとクレヨンに見えないのですが、実は小さな子どもが使うことを考えて作られた優れものなんです。

例えば、この形。これはまだペンなどを上手に握れない子でもつかみやすく、折れにくいように設計された形なんです。また、先端部分に穴が開いているので、万が一のどに入っても空気が通るようになっています。もちろん、舐めても無害な成分で作られているんですよ。

実際に使ってみて感じたのは、汚れにくいこと。服をこすってしまってもほとんど色がつきません。さらにこの形のおかげで転がりにくいというのもいいですね。積み木のように重ねても遊べるので楽しさが広がりそう♪

一方デメリットは、発色性。一般的なクレヨンよりも材質が硬いせいか、筆者の2歳の息子が書くと、クレヨンにしては細く薄い色になってしまいました。

『ベビーコロール』12色
価格:\1,280(税抜)

【評価】
色つき ★★☆☆☆
汚れにくさ ★★★★★
安全性 ★★★★☆
折れにくさ ★★★☆☆

クレヨン風のくり出し色鉛筆『くるりら』

出典:Amazon

文房具メーカーで有名な『ぺんてる』から登場した、くりだし式の色鉛筆です。仕組みを例えるなら、口紅やリップのよう。本体の後ろにあるつまみをクルクルと回すと、芯が出てきます。

“色鉛筆”ではありますが、タッチはまるでクレヨンなので、小さな子のお絵かき用にも選びやすそうですよ。価格が安いのも親としてはうれしいです。

このタイプのものは手が汚れにくいのがいいですよね。ただ、爪や服をこすってしまうと色がついてしまうので注意。さらに、使っているうちに気になった点もいくつかありました。

まず、軸本体が転がりやすいこと。1色塗り終わって、そのへんにポンとおいてしまうと、あっという間にコロコロと転がって机の下に落ちてしまいます。

また、小さな子から見ると、本体の先とお尻の区別がつきにくいようで、筆者の子も間違えて反対に持ってしまっているのも気になったポイントでした。

『しまじろう あんしんクレヨン』や『ベビーコロール』のような“口に入れても安全”の商品説明がないのもちょっと気になったポイントです。

『くるりら』は1歳~5歳頃の子どもを対象にしているようですが、小さな子の場合、万が一口に入れてしまったときに簡単に喉の奥まで入ってしまいそうな形状をしているのも心配点のひとつです。

『くるりら』12色
価格:\485(税抜)

【評価】
色つき ★★★☆☆
汚れにくさ ★★★★☆
安全性 ★★☆☆☆
折れにくさ ★★★★★

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クレヨンとクーピーの良いとこ取り!?『くるりら』が使いやすくて便利!

3つを使い比べてみた結果は…

子どもが使いやすいクレヨン

さて、3つを使い比べてみた結果です。それぞれに良い点と悪い点があって優劣はつけにくいのですが…。

筆者が子どもに遊ばせて安心感があると思ったのは『ベビーコロール』です。理由は、口にいれても安心な素材であることと、汚れにくいこと。

また、転がりにくくテーブルから落ちにくいのも筆者としてはお気に入りポイントです。これなら、子どもがクレヨンを落とすたびに拾ってあげる手間が省けます。

子どもが使いやすいクレヨン

一方、筆者の子ども本人がお絵かきを楽しんでいる様子だったのは『しまじろう あんしんクレヨン』でした。やはり軽い力でもしっかり発色してくれるのがよかったみたい。また、『ベビーコロール』はクレヨンとしてよりも、積み木のように積み重ねて遊んで喜んでいました。

もう少し大きくなったら『くるりら』のタイプが使いやすくなるのかもしれません。

クレヨンは、子どもの年齢や好みによっても選び方が変わってくるかもしれませんね。このほかにもいろいろな商品があるので、ぜひ、見比べて選んでみてくださいね。

TOP PHOTO/canovass/ShutterStock
参照/ ぺんてる株式会社「くるりら」
プリヴェAG株式会社「ベビーコロール」
トイザらス「あんしんクレヨン」

山下 二子

山下 二子

1984年生まれ。大阪在住。学生時代に医療福祉や情報処理・経理について学ぶ。卒業後は銀行に就職したのち、大手コールセンターへ転職。採用・研修・労務管理等を務めたが転居によ...

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