子供の情操教育にぴったり！二世帯住宅のメリット

都市部では特に、核家族化が進んでおり、祖父母と一緒に住んでいる家庭は決して多くはないでしょう。また嫁姑問題などもあり、祖父母、夫婦お互いに同居のような形態を好まない傾向もあるようです。

しかし、実は祖父母と二世帯住宅で一緒に暮らすことは、子供の情操教育にとても良い効果があるのをご存知でしょうか。今回は、二世帯住宅が子供に与える影響についてご紹介します。

情操教育とは

情操教育は、道徳・芸術・宗教など社会的価値をもった高次な感情や意志を養うための教育と定義されています。知識を学んだり、詰め込んだりするのではなく、さまざまな感情や価値観を築くための教育であり、心を育てる教育ともいわれています。

つまり、情操教育がしっかりされた子供は情操が豊かになり、心豊かな人間になれるということです。

▼詳しくはコチラ
ならいごと記事「今日からできる！情操教育で心を育てよう」

二世帯住宅で育った孫は情操が豊かになる

二世帯住宅に住まうということは、世代や文化の違う人たちとともに多様な体験ができるということです。

また、先進的なものだけではなく、昔から日本に伝わる生活の知恵や伝統行事などを学べる機会が多く与えられるということでもあります。

童謡やわらべ歌を一緒に教えたり、絵本の読み聞かせをしてくれたりなど、祖父母が子供に多くのことをしてくれるのも、子供にとってはとても良い情操教育となります。

年配者と自然に触れ合うことができるようになったり、挨拶や礼儀などをしっかりしつけてもらえたりするので、コミュニケーション能力も育まれるといわれています。

ママ・パパにもメリットは他にもたくさん！

他にも思いやりの心が育ったり、子供がママやパパに怒られたときの逃げ場ができたりと、子供にも良いことがたくさんある二世帯住宅ですが、パパやママにとってもいくつかメリットがあります。

• 育児のことを相談できる相手が近くにいる
• 住居費や生活費を軽減できる
• 子供ひとりで留守番させなくてもよいので安全

など安心で嬉しいメリットもたくさんあります。

子供が病気のときや、ママが下の子を出産するときなどでも、すぐ近くに育児の先輩がいてくれるのは心強いですよね。

核家族化が進む今の時代、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に生活ができる機会があるなんて幸せなことです。もし二世帯住宅が可能な環境であるならば、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

▼こちらも参考にしてみてください
優しい子供に育つ！？子供が祖父母と暮らす３つのメリットとは

PHOTO／Iakov Filimonov／shutterstock
参照／ AllAbout「子育て家族必見！二世帯住宅が子どもに与える影響」
幼児教育の基本「心を育てる情操教育」
AllAbout「祖父母は孫育てにどう関わればいい？」
ミサワホーム「二世帯で暮らすことのメリットを最大限に活かす」

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記事提供：ならいごとキッズ マガジン