2016.08.26
実家に入り浸って何が悪い!?パパを苦しめる『実家依存妻』の正体
『実家依存』という言葉をご存じですか? 最近、ママたちの間に増え、それについて悩む夫が増えているのだとか。妻にはそれほど自覚が無い反面、それが原因で夫は“うつ”状態になることや、離婚を切り出すケースもあるそうなのです。
実家依存とは
『実家依存』とは、
- 旦那や家庭をほったらかしにして実家に依存している状態
- 実家のそばに住み、常に母親の援助をあてにする
- 何かあればすぐに母親に助けを求める
というような、“実家が大好きで親離れできない”状態のこと。そんなママたちを『実家依存妻』といい、中には“妻が実家で夕飯まで済ませてくるので、夫が帰宅しても夕飯が用意されていない”といったケースも…。これじゃ、夫が妻に離婚を切り出す理由もわかりますよね。
実家依存の理由とは
“結婚した意味がない!”と夫に言われようが、実家依存の妻にだって、ちゃんと言い分があるのです。
- 仕事で忙しい夫に育児を頼むのは申し訳ないから、実家に頼んで遠慮なく息抜きしたい
- 夫には会社があるけれど、妻である自分には行き場がない
- 24時間気が抜けない子育て期を乗り切るには、実家の力が必要!
- どんなに子育てをがんばっても夫は褒めてくれない。でも、実家の親なら自分を褒めてくれる、など。
毎日子育てに追われる母親にとって、実家は癒しの場所。ただ、結婚し家庭を持った以上は、実家との適度な距離感を心がけたいものです。
もしかしてあなたも実家依存?
実家依存の妻たちは、自分たちの親子関係が“いびつ”であることに気付いていないことが多いよう。特に母親と友達のように仲が良い人は要注意です。
実家依存妻の特徴
- 買い物に行くときは、友達よりも母親と行くことが多い
- 週2回以上の実家への電話やメールは当たり前
- 夫の留守中は、ほとんど実家で過ごす
- 娘である以上、実家に頻繁に帰るのは当たり前だと思う
- 実家の親から経済的援助を受けている
- 家事や育児を親に頻繁に頼っている
- 母親(ばあば)が過保護で過干渉。娘(ママ)もそのいいなり
- 夫よりも親の意見が大切
- 悩んだら、夫よりも先に親に相談する
- 実家では父(じいじ)の影が薄く、決定権がほとんどない
など。
親子関係が良いのは良いことですが、そういう人ほど実家依存に陥りやすく、夫に疎外感を与えてしまうようです。
改善するにはどうすればいい?
もし、あなたに実家依存の自覚があるなら、今が改善のチャンスです! 夫婦円満の生活を送るためにも、早速改善策を実行しましょう。
実家依存妻の改善策
- 家事や育児で忙しいときに、安易に実家を頼るのはやめましょう。まずは、夫へ相談することを忘れずに。
- 自分の家庭は“別”だという自覚を持って、両親と少し距離をとるのも大事。困ったことがあったら、ときには義理の両親も頼りましょう。
- 夫とのコミュニケーションを深めましょう。夫もあなたから頼られるのを待っているかもしれません。
実家依存の理由はさまざまです。ただ忘れてはいけないのは、あなたにも築くべき家庭があるということ。
実家は永遠ではありません。順番を考えると、両親が先立つのが当然ですよね。そのときが来ても、自分がその先もしっかりと生きていけるように、まずは自分の家庭を大切にし、夫との信頼関係を築いていきましょう。
参照/
ダイヤモンド・オンライン「妻の実家近くに住んで“うつ”になる男たち」
マイナビ・ウーマン『甘く見ていると夫婦の危機!?「実家依存症妻」の特徴10個」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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