2019.01.01
1年の始まりは決闘から!?世界のユニークなお正月事情7選
いよいよ2019年がスタートしましたね! お正月は初詣におせちに年賀状…と、日本の風習に倣って過ごす方が多いと思いますが、海外ではどのように新年を祝っているのか気になりませんか?
海を超えれば、日本とはひと味もふた味も違う風物詩が繰り広げられています。今回は日本人にとっては珍しい、いろいろな国の風習をご紹介します。
デンマーク
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デンマークでは大晦日に、家族や友人の家の玄関にお皿を投げつけて割るという何とも過激な風習があるのだとか! 家の前に割れたお皿が多いほど新年に幸運がめぐってくるといわれており、デンマークの人たちは大晦日まで使わなくなったお皿をひたすら溜めておくのだそう。
ちなみに同じ北欧のアイルランドでは、悪霊を追い払う目的で、古くなったパンを壁やドアにたたきつける文化があるそうですよ。
中国
お正月は爆竹で盛大に祝うイメージのある中国ですが、国土が広いこの国ではお正月の風習も地域によってさまざま。
中でも河北省で行われる『打樹花(ダース―ファ)』は省の重要無形文化遺産に登録されている有名な民俗行事です。これは約1,600℃に熱した鉄を壁にぶちまけるというもので、輝きながら舞い散っていく火花は大迫力! 見る者を圧巻させるそうですよ。
かつて花火が高級品だった時代、村の鍛冶職人が鉄の液体を建物の壁に向かってまいたのが起源といわれており、約500年間続く歴史ある行事となっています。
出典:YouTube
エクアドル
エクアドルでは、大晦日になるとみんなで顔写真を燃やす風習があるそうです。 これには“過去を処分する”という意味が込められており、人々は行く年を象徴するような写真を集めて、炎の中に投げ込むのだとか。 火事にならないように、注意して年越しする必要がありそうですね。
ボリビア
PHOTO/ DenisProduction.com/Shutterstock
ボリビアでは、お正月にカラフルなパンツを履くことが良いとされています。赤や黄色などの派手な色のパンツを大晦日の夜から正月にかけて履くことで、運気をつかむことができると考えられているんだとか。
赤は“愛”、黄色は“金運”など、色によって効果が決められているのも面白いですね。ちなみに、ブラジルやメキシコでも同様の習慣があるそうですよ。
エストニア
バルト三国のひとつであるエストニアには、元旦に1人で7回の食事をする風習があります。
これは新たな1年に豊富な食糧を確保できることを祈願したもので、7回の食事をすれば7人分の力を持てると信じられています。女性や少食の方には、少し辛い風習かもしれませんね。
南アフリカ
PHOTO/New Africa/Shutterstock
南アフリカのお正月は、日本と同じように家族や友人が集まってゆっくり過ごすのが定番のよう。南アフリカでは、そんな大勢が集まるときに決まってするのが『Braai(ブラーイ)』。
屋外でひたすら肉を焼いて食べるというバーベキ<ューにも似たこの文化ですが、野菜やスナックなどはなく、ひたすら肉を焼き続けることが多いよう。南半球に位置するため、夏真っ盛りのお正月は『Braai(ブラーイ)』を楽しむのに絶好のシーズンでもあるようです。
チリ
南北に細長い国、チリ。タルカという町では、元旦を墓地で迎えるという一風変わった習慣があります。親族同士がご先祖様と一緒にお正月を過ごすという意味合いがあって、毎年5,000人以上もの人が集まっているそうです。墓地がにぎわっているって、なんだか不思議な感覚ですね。
見たことも聞いたこともない独特な風習もありますが、どの国でもこれから始まる1年に特別な思いを込めていることに間違いはありません。ユニークな文化に元気をもらえそうですね。
TOP PHOTO/potowizard/Shutterstock
参照/
TABIZIN「運勢を上げる世界の年越し、お正月の過ごし方」
TABIPPO.NET「海外の変わった正月」
ロケットニュース「1600度の液体鉄をぶっ放す花火が危険すぎるけどめっちゃキレイ」
JICA「みんなで肉! -虹の国、南アフリカの暑いクリスマスとお正月」
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mamaPRESS編集部
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