2015.11.13
幼児期の『体験と学び』で防ぐ!子どもが『9歳の壁』にぶつからないために親ができること
みなさん、「9歳の壁」という言葉を知っていますか?
9歳前後(小学3・4年生頃)になると、今まで順調に学習を進めていた子どもたちが、学習に戸惑うようになるという現象を現す言葉です。
多くの子どもたちがこの壁にぶつかり、多くの親がこの壁を不安に感じているようです。
でもこの壁、実は小学校に入学する前にできる対策があるんです!
『9歳の壁』の原因ってなに?
小学校低学年まで順調に学習を進めていた子どもたちでも、どうして9歳前後になると学習に戸惑うようになるのでしょうか。
受身の学習だと付いていけなくなってくる
9歳ごろから、学校での教科学習は次第に難度を増し、より深い思考力や論理的に考える力が必要になってきます。
たとえば算数だと、九九のように暗記をすればよいだけの学習から、小数点以下を含む割り算になるなど、ただ暗記するのではなく、学んできた知識をもとに自ら考えることが必要な内容になってくるのです。
このような学習内容に戸惑うことなく学習を進めていくには、受身ではなく、自分で考え、主体的に学ぶという姿勢を持つことが重要です。
子どもが『9歳の壁』につまずかないために、今できることって?
それでは、子どもが9歳の壁にぶつからないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。 その秘密は、就学前の幼児期の過ごし方にあるようです!
勉強だけでなく多くの「体験」をさせてあげる
頭ではなく、身体全体を使って新しいことを吸収している幼児期の子ども。思考力や発想力を育てるには、用途の決まった知育玩具などを使った受身の学びではなく、何が必要かを自分で考え、創り出すさまざまな経験に出会わせてあげることが大切です。
「こうしたらどうなるかな?」と身近にある素材で工夫して遊ぶことを通して、自然と自分で考える力が育っていきます。
自分で考えたり、手を動かしたり――五感をフルに使って体験をすることは、子どもの「なぜ?」「どうして?」という知的好奇心を引き出します。
この知的好奇心は「もっとしりたい!」「やりたい!」という意欲につながり、自ら学ぶ姿勢を育てていきます。
この自ら学ぶ姿勢が育つことで、小学校進学後も率先して学ぶようになり、9歳の壁にぶつかりにくくなることにつながります。
だから幼児期の今、子どもには「なぜ?」「どうして?」にたくさん出会える環境を作ってあげることが大切なのです。
多くの「体験」を行うために
しかし、「そうは言っても、いろいろな体験のアイディアを自分で考えるのって大変…」とお考えになる方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのがZ会の通信教育幼児コースの体験型教材、『ぺあぜっと』です。
知育玩具やDVDと違い、子どもが五感を使って、楽しみながらママたちと一緒に体験ができる教材です。
例えば、親が真っ暗な部屋に鏡をセットし、子どもに懐中電灯で鏡を探してもらいます。ピカッ!と鏡に反射する光を実際に目で見て体験することで、反射する「光の性質」に対する興味を引き出します。
そのほかにも、子どもと一緒に季節の料理をつくる「食育」や、反対言葉を考えることで語彙力や表現力を増やす「ことば遊び」など、様々な分野の体験をバランスよく行うことができます。
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『9歳の壁』にぶつからないために大切な、幼児期の遊び感覚で学べる体験。体験のヒントをもらえるZ会の教材をためしてみてはいかがでしょうか。
公式サイト/Z会『ぺあぜっと』
参照/プレイフルラーニング ~幼児の「遊びと学び」プロジェクト