2014.11.24
家庭の中こそ見直そう!わが子を不慮の事故から守る
幼児の死因第二位は「不慮の事故」
家庭の中にこそ事故の原因が!
少しの見直しで子どもを守って!
よちよち歩きが始まる1歳前後の子どもの姿は本当に可愛いものですよね。
でも、立ち上がり歩くようになると怪我をする機会が一段と増えるのもまた事実。
実際に幼児の事故は多く、残念ながら1~4歳児の死亡原因の第2位は「不慮の事故」となっているそうです(厚生労働省/人口動態統計年報)。
★不慮の事故にあいやすいのは
★1~4歳の幼児!
★ベランダに台になるものを置かない、
★お風呂の水は抜くなど、
★ちょっとした心がけが大切
★子どもの目線で家の中を
★再度チェックしてみましょう!
油断大敵!
転落で大けがも
わが家でも最近1歳4か月の息子がソファーから転落。運悪くローテーブルの角におでこを強打し大出血。
やむを得ず、夜間救急に駆け込むということがありました。
幼児は骨が柔らかいため、出血そのものよりも陥没など頭蓋骨の怪我の方が怖いそうで、お医者さんには2、3日はよく様子を見るように言われました。
しばらくは息子に何かあるのではとドキドキ・・・こうして、改めて子どもの目線で見てみると家の中こそ注意が必要な場所が多くあることがわかりました。
部屋別に見直し!
危ないポイントはここ★
今回は部屋別に気を付けたいポイントをご紹介していきます。ちょっとした配置換えや備品の取り付けなどで、事故を防ぐこともできますね。
■居間
テーブルの角はちょうど子どもの頭や顔の高さになっている場合があります。できればクッションをつけましょう。
また、ソファーや椅子から転落した場合、落ちた場所のものに頭をぶつけることがあります。
危険物がないかチェックしておきましょう。
■ベランダ
窓やベランダからの転落は致命傷になる可能性がある怖い事故です。ベランダには踏み台になるようなものは置かず、短時間離れる場合でも窓に鍵をかけるようにしましょう。
網戸にもロックをかける、転落防止のネットを張るなど、念には念を。
■キッチン
子どもが大好きなキッチンも危険の宝庫! 包丁などの刃物は確実に手の届かないところへ。
片手鍋は、使わないか取っ手を奥へ向ける習慣を。
洗剤やしょうゆなど調味料の誤飲にも注意しましょう。
シンク下の棚にはロックをかけるか、ザルやタッパーなど子どもが触っても危なくないものを入れるようにしましょう。
また炊飯器やポットの蒸気も要注意です。
■トイレ
子どもは少量の水でも溺れてしまうことがあります。トイレの蓋は必ず閉めるようにしてください。
できればドアにも外から開閉できる鍵をつけるといいでしょう。
またトイレには強力な洗剤や芳香剤などがあります。誤飲を避けるために必ず手の届かないところに置きましょう。
■浴室
浴室も子どもにとっては危険がいっぱい! 顔がつかる深さがあれば子どもは溺れてしまいます。入浴時以外は、外から鍵をかけるようにしましょう。
できるだけ水をためておかず、浴槽を空にしておきましょう。
普段からのちょっとした心がけが、大きな事故を避けるポイントになりそうです。
家族みんなの習慣づけで、お子さんの安全対策を!
文/矢野はな
参照/厚生労働省 人口動態統計年報
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