ママになって失ったもの教えてください！

 

 

思えば、“ママ”になってからというもの、たくさんのものを失ったような気がします。いつも自分を後回しにしていませんか？　グチさえ言えず溜め込んで、自分を抑え込んだりしていませんか？　本音をぶつけられる場所はありますか？

 

１つでも思い当たるフシがあったママへ捧ぐのが、今日のこの企画。自分を犠牲にすることに慣れて、ツライことを見ないようにしがちなママだからこそ、ちょっと立ち止まって“失ったもの”について一緒に考えてみませんか？

 

実際に妊娠すると多くのママが感じることではないでしょうか。

 

①自由な時間

とにもかくにも時間です。友達と遊ぶ？　旅行？　そんな余裕、ありませんっ！　恐怖の24時間拘束なんですから…。ご飯食べるのだって、トイレに行くのだって猛ダッシュ!　なのに、ダンナは“家にいる＝ヒマしてる”って思ってるみたいなんですよ。…納得いかないっ!!

 

そしてみなさんにお聞きしたいことが。睡眠時間、どれぐらい取れてますか？　私は産後からずっと2～3時間ぐらいしか取れてないんです…。その理由は、もちろんわが子。とにかく寝ないっ！　んです。　ようやく寝付いたと思って、離れるとすぐ起きちゃう１歳8ヶ月児！　あぁ、どうしたらいいんでしょう。mamaPRESS読者のみなさん、どうか教えてください（涙）。

 

②お酒を思いっきり飲めない

これは人によるかもしれませんが…。妊娠するまでは週３、４ペースで飲みに行っていたワタシにとって、かなりキツイ！　ビールをおいしそうに飲むダンナを横目にノンアルコールをあおる日々。…悲しすぎます。

 

③仕事仲間や独身の友人と
③話が合わなくなる

みなさん、経験ありませんか？　ふと気付くと、独身の友人や仕事仲間と話題が合わなくなっていたこと。結婚したら独身の友人とはあまり話は合わなくなるし、妊娠や出産をすれば子どものいない友人と話が合わなくなってしまう…。

 

互いの生活環境や立場も違うから、話が合わなくなることは仕方ないことだと分かってはいるんです。でも、子ども中心の自分が社会から取り残されているような感覚に陥ってしまって。なんとも言えない寂しさが襲ってくるんです…。

 

女優の小雪さんが「（育児が大変すぎて）子どもがかわいいと思えなかった」という発言をしてたたかれたことは記憶に新しいと思います。世間の人って、ママが子育てのグチをはっきり口に出してしまうと、それだけで子に対して虐待しているかのような反応を示すんですよね。“なんてひどい母親なんだっ！”って。

 

でも、あのコメントって世のママの本当の気持ちじゃないかって思うんです。子育てって、世の人が思っているほどキレイなものじゃない。毎日毎日、家事や仕事に追われて、睡眠時間も足りなくて。育児は、見えないところでママが血のにじむような努力や我慢をしているからこそ成り立っているんです。ワタシなんて、何度すべて放り投げて逃げ出したいっ！と思ったことか…。

 

なのに、他人は弱音さえ吐かせてくれない。当たり前のように“良妻賢母”を求める。口では「大変だね」って言いながら、育児の責任をすべてママに押しつけているんです。そんな無言のプレッシャーに押され、ついつい周りが求める“いい母”を演じようとしてしまい、余計なストレスを感じてしまう…。当事者のママがツライということを素直に言えないこの世の中、なんだかおかしいと思いませんか？

 

ママだって生身の人間です。ワタシもしょっちゅうイライラする自分と戦っています。自分に余裕がなくなってきちゃうと、子どもに対して声を荒げたりもして…。自己嫌悪です。

 

でも、そんなダメな自分を仲のいいママ友にさらけ出した途端、気分が楽になったんです。ただ、うなずいて、聞いてもらえただけで…。誰かに共感してもらうことで、救われるコトだってあるんです。だからこそ、口に出して誰かにグチることって本当に大事なんです！

 

だから、ママ。普段、我慢しているコト、グチや弱音、なんでもいいです。思っていることをコメント欄に少しでも吐き出してみませんか？　ママたちの気持ちが少しでも楽になるように。24時間、いつでもどんなときでもトビラを開けているmamaPRESSという場を利用してみてください！　ママの力になりたいんです！

 

 

『ママになって失ったもの』

それはなんですか？　コメントをくれたママには、６月開催予定のmamaPRESS東京スペシャルランチパーティーに抽選で優先ご招待します！　どうか素直な気持ちを下記コメント欄にぶつけてください。お待ちしています。

 

 

（文／山田郁子）