2013.06.03
ギャンブルや風俗に行く夫にもっと子育てさせるには?
週末のコックにまで導く
完全パパ育プロジェクト!!
今日はパパになっても、ギャンブルや風俗に度を越して通う夫を、家庭的な父親にする方法を提案! アドバイザーは父親の子育て支援を行っている『ファザーリング・ジャパン』代表の吉田大樹さん。
結果から発表するとこう!
1★ギャンブルや風俗に行く夫に
1★頭ごなしに「行っちゃダメ!」は
1★禁句。
2★重要なのは本人の意識を
2★家の外から中に向けさせること。
3★まずは30分の父子旅行から。
3★徐々にパパができることを
3★増やすのが効果的。
「僕自身はギャンブルに行かないのですが、ハマりやすいのは実は女性のほうが多いとの話も聞きます。男性はストレス解消のつもりで行く場合が多い。だから、いきなり『行かないで!』と強く攻めるよりは、〝ギャンブルや風俗に行くことは損〟だと理解させる方向で動いたほうが得策でしょう」
「あれダメこれダメ」は子どもも
パパもパンクするからNG!
「『またパチンコ?!』と攻めると、家イコール怒られる場所になり、ますます外に出て行ってしまいます。だけど、ただ甘やかしているとママだけが大きな負担を抱えることになるので、パパにも積極的に家の仕事をお願いし、ギャンブルや風俗に行く暇をなくすようにする計画がベスト。とは言え、いきなりハイレベルなことを要求すると、『やらされ感』が付きまとうだけになるので、少しづつやらせて、パパの意識を家の外から中にシフトさせるのが最大のコツです」
家庭でのパパの仕事を増やせば
男の手持ちぶさた感がなくなる!
「実は、『うちのパパは家事や育児ができないから…』と、最初からあきらめているママが少なくないです。家の仕事をママだけがこなしていると、時間をもてあましたパパは、ますます家の外に意識が向き、ギャンブルや、場合によっては他の女性問題にも発展しかねません。
最初は、パパと子どもだけで外出させることがオススメです。そういう時間が増えると、子どもも、どんどんパパになつくので可愛さや責任感が増します。子どもは単純に長く一緒に居てくれるひとに信頼を寄せますからね。
そして、子どもと過ごす時間に慣れてきたと思ったら、第2段階へ。
次は週に1回でもいいので、いろんな家事に挑戦してもらいましょう。家事も少しづつさせてみて、家でのパパの役割を増やしましょう。もちろん、ママはそのつどパパを褒めて、モチベーションを高めてあげることは効果的です」
【妻が夫にしてもらいたい家事】
最後に吉田代表からの一言。
「人生は子どものためのものじゃない。自分のための人生という事を忘れてはなりません。だから、家の仕事は夫婦で手分けして、ママも趣味や仕事に励む自分のための人生を大事にして欲しいです」
(取材・文/かけはた絵理)