ビニール袋で非常用おむつ!「アイデア防災グッズ」
いつ起こるか分からない災害のために、ママである私たちには高い防災意識が必要です。その一つが防災バッグなど、非常持ち出し袋の準備。何かと詰め込みがちですが、いざという時には子どもを連れて移動することを考えると、できるだけ軽量にしておきたいもの。
そこで今回は、小さな子どもがいる家庭向けの<これだけあれば大丈夫! 基本の中身リスト(2歳まで編)>をご紹介します。重さはおよそ2.5kg、バッグを入れるとおよそ3kg前後と、ママや大きいお子さんでもパッと持てる重さです。普段、家庭にあるもので準備できますよ!
「1、水(最低2日分)/
2、ミルク(最低2日分)」
0歳児はミルク調乳用のベビーウォーター、1歳以上は通常のミネラルウォーターを最低2日分準備しましょう。ミルクはキューブタイプやスティック包装タイプが便利です。
「3、哺乳びん(1本)」
割れる心配のないプラスチックボトルで、大サイズが便利です。
「4、ベビーフード、
日持ちするおやつ(最低1日分)」
ベビーフードは保存期間が長い瓶詰めタイプがおすすめ。日持ちするおやつは、0歳児の場合は赤ちゃんせんべいを。離乳食終了後の子どもには、個包装かパウチタイプのビスケットや、保存期間が長い専用のものだと食事代わりにもなって安心です。
「5、紙おむつ(最低1日分)
/6、おしりふき(1パック)」
紙おむつは0歳児なら8~10枚、1歳児以上なら5枚が目安です。おしりふきは身体を拭いたり、汚れを落としたりなど、かんたんな洗浄にも使えます。
「7、使い捨てカイロ(3つ)」
水を哺乳瓶に入れてタオルで包み服の中に入れて保温すると、常水を35~37℃前後まで温めることができます。ミルク調乳用や、フリーズドライ食に使うお湯がない時に便利です。(ただし100度以上にはならないため、水の殺菌はできません。あくまで非常用としてお考えください)
もちろん、冬場には防寒にも役立ちます。
「8、バスタオル(1枚)/
9、肌着(2日分)」
バスタオルは布団やおくるみ代わりに重宝。肌着は服に比べて乾きやすく、収納スペースも少なくすむので役立ちます。
「10、レジ袋(3枚)」
汚れ物を入れるほか、切ってかんたんなおむつカバーやエプロンなどにも代用ができます。詳しくはページ最下部をどうぞ。
「11、プラスチック
スプーン(2本)」
デザートについてくる個包装のスプーンです。哺乳瓶がない場合に、溶かしたミルクを飲ませたり、ベビーフードを食べさせたりする時に。
「12、洗剤とスポンジ(1つずつ)」
哺乳瓶を洗ったり、限られた食器を再利用したりする時に重宝します。浸け置きで除菌できるタイプが便利です。
そして、いつの間にか非常食や水が賞味期限切れになっていたり、服や肌着がシーズンアウト/サイズアウトしていたりする場合があるので、季節が変わるたびにチェックするクセをつけましょう。
※あくまで、おむつがない時の臨時用として、参考までに紹介!
ビニール袋でつくる、
臨時用おむつのつくり方
1、ビニール袋を用意します。
※おむつのサイズが新生児用~Mサイズまでは小さいビニール袋、L~Bigサイズは中くらいのビニール袋がベスト。
2、広げた状態にします。
3、サイドからハサミを入れて切り開きます。
4、おまたにあたる真ん中に清潔なタオル(ハンドタオルやミニタオル)を敷きます。
5、おまたをくぐらせて、両サイドを結びます。
災害時、離乳食を調達することが必要な場合は、「もしもの時に役立つよ! コンビニで代用離乳食」が参考になります。
防災リストは子どもの年齢やご家庭の状況によって差があるため、必ずこれが正解とは限りませんが、何もないよりは必ず役に立つはず。緊急事態を乗り切るママの知恵を、しっかり身につけていきましょう!
※重さ2,5kgは画像全てを計測した際の実数です。入れるものや別メーカーのものなどで重さが前後する場合がございます。
(文・Nino)