2013.08.01
お日様の匂いの正体は汗?ふとんの干し方に真相アリ!
親子ともに清潔に
スヤスヤ眠れるよ!!
★布団を干したときの
★お日様のイイ香りの正体は
★〝汗が分解する匂い〟だった!
★夏は2時間以内、冬は長時間と
★季節で干し分けるとふっくらする
★ダニ対策なら干した後に
★掃除機をかけるか、専用パットが◎
おふとんを干したあとのふんわりしたお日様の匂い…、あれって実は汗、脂肪、洗剤などの成分が太陽の光や熱で分解された匂いなんだそうです。ちょっと、いやかなり驚きましたが、人間はそもそも一晩でコップ一杯の汗をかいているというので納得。そんな汗が吸い付いてしまうふとんですが、どうすれば清潔にスッキリさせることができるのでしょうか。その理由は〝ふとんの干し方〟にあるようでした★
片面30分~1時間、
裏表の両方干すべし!
布団は基本、表裏干さないと殺菌効果があまりないと言われています。片面最低でも30分は干すのが鉄則。日光のパワーが強い夏は1時間~2時間、冬は3時間程度は干しましょう。時間帯は午前10時~午後3時までにすると、布団の質を落とすことなく長持ちできますよ!
ふとんが干せない家は
扇風機と除湿機を使おう
ベランダの広さなどの関係で、ふとんを外に干すことができない住まいの人もいると思います。そういう場合は、ふとんを部屋に立てかけて扇風機と除湿機を使って乾燥させることで、布団の湿気を防ぎダニやカビの予防ができます。「そんなの面倒だわ!」という方には、少々高価でも羽毛・羊毛布団をオススメします。風通しのよいところに置いておけば、日に干すのは月に1~2回、1~2時間程度でOKなのでお手入れが簡単です。
気になるダニ退治は
子どもに影響のない対処法で!
お手軽なのは掃除機吸引です。布団を干した後にも必ず掃除機をかけることでダニを退治して除去できます!表面についたダニさんの死骸やホコリは干しただけではとれません。たまに、ふとん叩きでおもいっきりパンパン払っている人がいますが、それだと綿の奥に隠れているダニまで表面に出てきてしまい落とすどころか、ダニを表に増やしていることになります(恐怖)。ふとん叩きを使用する際は表面を優しく撫でるように払い落とすのが鉄則!「毎日掃除機がけはちょっと難しい」という人には、ダニ退治シートやスプレーも売っているので、そちらを使用してみて。 (ベッドやふとんの端に置くとイイ!)
寝苦しい真夏の夜もちょっとした工夫で質の良い睡眠に変わるかも!ぜひチャレンジしてみては?!
(文/勝田真央)