2013.10.29
赤ちゃんとペット★犬や猫と仲良く暮らすコツ!
どちらも可愛い家族。
一緒に暮らすポイントとは?
「赤ちゃんが生まれるからワンコを実家に預ける」「免疫力が弱い赤ちゃんはニャンコと一緒に暮らせない」そんな話、聞いたことありませんか?子どもにペット、ママからすればどちらも可愛いわが子。一緒に暮らしていける方法を考えたいですよね!
●ペットの躾とお世話は
●出産前よりきちんとやる
●犬は人間の子と同じ対応を、
●猫はスペースを確保して
●あげることが大事!
●ペットとの共存は子どもの
●情操教育にとてもイイ♪
【衛生的に大丈夫なの!?】
「どんな菌を持っているかわからないから、赤ちゃんにとっては不衛生」そんな誤解があるようですが、野生動物は別として、家庭内で人間と共に暮らしているペットはそうそうおかしな菌は持っていないようです。それでも心配だったら、細菌検査を妊娠中にしてもらうのもいいでしょう。
ただトイレトレーニングができていなかったり過度になめるのを許している、そんな育て方をしてきた場合には妊娠中にキチンと躾をし直しましょう。また、抜け毛の掃除をしていなかったり、散歩の後に足を洗っていない、トリミングやシャンプー、爪切りにブラッシング…といったお世話がちゃんと出来ていない…のはアレルギーを引き起こす原因にもなるので要注意。アレルギーの大半は抜け毛とフケによるものです。
【犬と猫の性質の違い】
犬の場合▼
ワンコは基本的にママを家族の一員として理解しています。そして家族間でも優劣をつけながら生活をしています。赤ちゃんを迎える場合にはママがワンコに「この子は家族の一員なんだよ」と態度で示すことが必要です。また、特に小型犬など、それまで子どものように可愛がられてきた場合は人間の第二子が生まれた時の第一子のように赤ちゃん返りをすることがあります。そんな時は、人間と同様に「赤ちゃんも可愛いけれどワンコも可愛いんだよ」とわかるように接しましょう。そのため、しばらく実家に預ける、とかは避け、早いうちから対面させておくのがベター。性格を考えながら徐々に対面時間を増やしていきましょう。
猫の場合▼
ニャンコは、子どもが好きな子もいれば嫌いな性格の子も。でも、ニャンコにとって一番大事なのは自分の生活スペースが確保されること。赤ちゃんが猫のスペースを侵さないようにママが配慮できれば、簡単に共存できます。子どもがニャンコに意地悪をして、逃げ場を失わせると引っ掻いてしまうかもしれません。でも、何もしない赤ちゃんをニャンコが襲うことはまず少ないことです。
※共通の注意点
犬や猫が興味を持って赤ちゃんに近づいてきた場合、出来る限り近づかせてあげてください。せっかく赤ちゃんに心を開いてきたところを止めると、「親しくしちゃダメなんだ」と誤解させてしまうんです。通常の場合、ペット側から攻撃することはありませんので、ママが過剰に反応するのはNG。
ペットとの共存は子どもの
情操教育に最高の環境
どうしても人間よりも寿命の短いペット。子どもが間近に老いや生死を感じられる情操教育面でのメリットはいうまでもありません。赤ちゃんには成長過程に応じて、「叩いたらかわいそうだよ」「なでなでしようね」といった共存できる方法を教えていくといいでしょう。
ただし、ママが妊娠してからペットを飼うのはSTOP。出産までに十分な信頼関係が築けるか、ペットの性格が完全に把握できるかは難しいからです。
ちなみに筆者の次男は喘息があり、猫アレルギー、犬アレルギー持ち。でも我が家の犬とはずっと共存できています。「アレルギーと診断されたから」と手放す前に、ペットのケアを。掃除やシャンプーでアレルギーを引きおこさせないことは可能ですよ♪
(文/あんよ♪)