2013.11.07
人気ブロガー直伝!『カメラアプリと写真の技』
アプリで加工して雰囲気作り
=おしゃれ写真の完成!
ブロガーにとって、写真はとってもたいせつなポイント。いい写真なくして人気ブログにはなれないという説もあり、ブログを飾り、記事に奥行きを出すためにも、撮影スキル磨きは欠かせません。
今回は、ブログを書くときの写真撮影術について、読者モデル、サロンモデルをこなしつつブロガーとしても活躍中の田中亜希子さんにインタビューしました!
1 特別なスキルや道具はいらない!
2 「雰囲気」をふんだんに伝える
3 いらない部分は「トリミング」
■特別なスキルや
■道具はいらない!
「ブログ用の写真はスマホのアプリで撮ります。スマホだと気軽に撮れるので、何枚も撮ってベストショットを押さえておくことがポイント!
よく使っているカメラアプリは、『LINE camera』と蜷川実花さんが監修した『cameran』の2つです。写真を撮るのも、加工するのもこの2つだけ。ミックス使いをする場合も」(田中さん)
高機能で複雑な有料アプリより、身近で使いやすい無料アプリを使いこなす派の田中さん。たしかに、ピントを合わせたり、レイアウトの微調整ができたりするプロ級カメラより、「今すぐ撮りたい!」気持ちのままシンプルに操作でき、パシャパシャたくさん撮影できるカメラアプリの方が、より私たち世代向けと言えそう。
田中さん愛用のカメラアプリの
ダウンロードはこちらから▼
LINEcamera
<iPhoneはこちら/Androidはこちら>
cameran
<iPhoneはこちら/Androidはこちら>
■「雰囲気」を伝える工夫は
めいっぱいします!!
「何を撮るかで、カメラ(スマホ)の構え方も変わってきます。例えば、自撮りなら目線をそらす、食べ物ならアップで美味しそうに、コーデなら下から煽ってスタイル良く見えるようになど“いいい感じの雰囲気で撮れる”コツを覚えておくと便利です」(田中さん)
そのコツ自体も、田中さん流ならとっても覚えやすくて、いい写真が撮れる効果もばつぐん。撮る対象別に教えていただきました。
<自撮り>
・カメラから目線を少しそらす
・寄り(アップ)で撮る
・瞳に照明が入る位置で撮る
<メイク>
・目線より少し上から
・撮ると小顔に見える
・明るい服を着ると、自然な
・レフ板効果で美肌になれる
<コーデ写真>
・カメラを引いて、
・遠くから全身を撮る
・やや下からのアングルだと
・スタイルが良く見える
<子ども>
・カメラは、地面すれすれの
・位置に構える
・臨場感重視! 多少ピンボケ
・しても加工しだいで味になる
■いらない部分は
■「トリミング」する
「背景やいらない箇所など、仕上がりにちょっと響きそうな部分はトリミング(画像の一部を切り出す)するのがおすすめ。思い切ってカットすることで、メイン部分が生き生きしだしたり、洗練された構図になったりします」(田中さん)
トリミングは、“見せたい”部分をクローズアップし、主張を強める効果もあるので、おしゃれ写真術として知っておくと便利なワザ。切り取る以外には、あえて周りをぼかす、モノトーン加工にするなどもアーティスティックな写真に生まれ変わる裏技です。
ブログを書かなくても、ただ写真を撮って終わりにするのではなく、少し撮り方を工夫したり、加工したりすればより楽しめそう。一瞬一瞬をたいせつに扱えば、なんでもない1枚も心に残るメモリアルになること間違いなし! ぜひ、素敵な写真をたくさんプロデュースしてみてくださいね。
取材・文/佐藤にの