2013.01.12
熱心なママは妊娠中から意識子どもの教育はいつから?
子どもの「教育」っていつから始めたらいいんでしょう。
最近は0歳からできる習い事もあり早期教育が充実していますが、個人的には言葉を理解し始めたころでいいんじゃないかなあ、と漠然と考えていました。
ところが、いわゆる“教育ママ”は、妊娠中から、子どもの「教育」を意識するそうですよ。
ビーン・スターク・スノー社が、「教育に熱心である」と自負する0~5歳児のママ500人を対象に行った調査によると、「子供の発育や教育について意識しだした時期」の1位は「子どもが生まれる前」との結果が。次いで「授乳期」、「生まれた瞬間」、「幼稚園入園の頃」と続きます。
引用元はRBB TODAY
生まれる前からの教育って具体的にどんなことをしていたのか気になりますね! 同調査の結果によると、「おなかの子供のためによいものを食べる」が73%でもっとも多く、次いで「散歩をする」が70%と2位。
教育というよりは、おなかの赤ちゃんのためを思って行動していたということなんですね。
一方、授乳期の赤ちゃんに対して行ったことは、ベスト3は次のような結果に。
1位「子どもに語りかける」
2位「母乳で育てる」
3位「音楽を聞かせる」
引用元はRBB TODAY
話しかけたり、音楽を聞かせたりするのは遊びの一環として取り入れやすいですし、何よりママも楽しめるのでいいですよね。
さらに、「そのほか重要だと思うこと」の問いに対して、以下のような答えも。
「授乳の時間を守る」「授乳中に別のことをせず、子供の顔を見たり、話かけたりする」「母乳の質が悪くならないように、バランスの良い食事を心掛ける」
引用元はRBB TODAY
みなさん、すごく真面目です。授乳時間も定まってなかった自分のテキトー育児を猛省せざるおえません…。
ちなみに、合わせて行われた順天堂大学の清水俊明教授へのインタビューによると、授乳期や妊娠中にママが「DHA」を摂取すると、赤ちゃんの発育によい影響を与えるそうですよ。こんな実験結果も!↓↓↓
健康な妊婦にDHAとEPAの入ったカプセルを摂取してもらい、生後18ヵ月時に赤ちゃんの運動および心理面の発達を調べる「Bayley乳幼児発達検査」を行ったところ、DHAを摂取していた群では生後18ヵ月になった時、運動や行動情緒発達に良い影響が認められたという。
引用元はRBB TODAY
DHAは赤ちゃんの「神経のネットワーク発達」を促し、「神経の情報伝達」をスムーズ化する役割があるそう。けれども赤ちゃんのうちは自分でDHAを合成する力が弱く、胎盤や母乳からの吸収に頼っているのだとか。DHAは、魚介類の脂質に多く含まれていますので、妊娠中や授乳中は積極的にお魚を食べることをオススメします!
勉強させることだけでなく、ママや子どもが健やかな生活を送ることもエディケーションのひとつなんですね。まずはママ自身が、バランスの良い食事を心がけることが教育の第一歩なのかもしれません。
【画像引用&参照サイト】RBB TODAY「3歳では遅い? スーパー教育ママは、4割が「授乳期」を重要視……ポイントは“DHA”」
【TOP画像引用】giving birth with confidence
(文 寺本忍)