2013.02.14
海外ママ特派員発!楽しい☆カナダ発見記Vol.2
カナダ在住ママライターが現地からレポ★
海外ママが見た!
カナダ・モントリオールの
通学バスのびっくり実態!!
「海外のママライフが知りたい!」というユーザーの声にお応えしてお送りした、〝カナダ・モントリオールのママライフレポ〟。好評をいただいた第1弾に続き、今日は北米の通学・交通事情をお届けします。
現地レポを届けてくれたのは夫の海外赴任に伴い、小学1年生の息子と3歳の娘の家族4人で3ヶ月間、極寒のカナダ・モントリオールで生活することになった「みやこんぶ」さん。
自然大好き、ナチュラル派のママが見た、「北米のパリ」と呼ばれる、多文化都市モントリオールでの不思議で素敵な日常第2弾をお送りいたします!
Vol.2 アナウンスなし!? のバスで大あわて
12月~3月まで、氷点下の日が多い、モントリオール。-10℃~-20℃の日も多く、雪も積もります。吹雪の日も、車が雪で埋まる日も、市民の足として、大活躍なのが路線バスと地下鉄。この2つが乗りこなせれば、モントリオール市内だったら、どこにでも行けて、自家用車が無くても大丈夫!
(雪道でもザクザク進んでいく、頼りがいのあるバス)
車がない我が家はもちろん、毎日お世話になっていますが、カナダに来て、何よりも一番驚いたのが、その路線バスに乗った時でした。
初めて路線バスに乗ったのは、小1の息子の日本語補習校に初登校した日。バスに乗っているうちになんとなく違和感を感じました。よく見ると、次に止まる停留所のアナウンスがありません。みんな窓からの景色や通りの名前を見て、自分の降りたい停留所の周辺でブザーを押すらしいのです。
(バスにはブザーボタンの他に、車両のあちこちに黄色い線が張り巡らられていて、それを引っ張れば、ブザーが鳴ります)
だから寝ている人がいません。もちろん、バスの中に電光掲示板なんて無いし、路線図も貼ってありません……。
その時は夫が学校の場所を地図で確認していたので、どうにか最寄りのバス停で降りられましたが、普段、2人の子どもを連れていると、「窓の外をずっと見て通りの名前を確認」なんかしていられません。
降り場所がわからない時は、バスの運転手さんに、降りたい場所を伝えておけば、声をかけてくれるのですが(先日は声をかけてもらえず、降りたい場所を過ぎてしまいました……)。
モントリオールは、フランス語と英語のバイリンガルの街! …なのですが、フランス語はおろか、英語も苦手な私にとって、お願いするだけでも一仕事!!
とにかく、乗っている間中、いつもドキドキしています。
一応、どこ行きのバスかはちゃんと表示してあります。
どのバスもノンステップバスでベビーカーやお年寄りが乗りやすく、車椅子用の補助用の板もすぐ出せるいいバスなのに、アナウンスなしは本当に残念。日本のバスや電車は本当に親切だなぁとつくづく思ってしまいました。
(文・写真:みやこんぶ)