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子ども

2018.11.23

6歳までが大切!子どもの脳の発育を邪魔するカフェインの摂取量に要注意!

6歳までが大切!子どもの脳の発育を邪魔するカフェインの摂取量に要注意!

子どもが3歳になるくらいまでは慎重になっていたママも、いつの間にか気にしなくなってくることが多いものの1つが“カフェインの摂取量”。実は、脳の成長が盛んな6歳まではまだまだ摂取を控えた方がいいのだそう。これにはドキっとしたママもいるのでは?

6歳までが大事!カフェイン大量摂取により子どもの意識を阻害する可能性が…!

カフェイン研究の第一人者で、元東京福祉大教授の栗原久さんによると、1日につき5mg/kgのカフェインを子どもが摂取すると、不安や離脱症状(頭痛、疲労感、意欲減退、集中力の低下)を起こすリスクがあるのだそう。

カフェインを過剰に摂取すると、生活や学習の意欲が低下してしまうリスクも。また、脳の大部分は6歳までに完成すると考えられているので、この頃まではカフェインの摂取はできるかぎり控えるべきだそうです。

特に、カフェインは脳の中でも“思考力”“社会性”“人格”などに関係する部分に影響を与えるとされているので、注意が必要です。

知っておこう!身の周りのカフェインを含む飲み物

カフェインを含む飲みものと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、コーヒーや紅茶ではないでしょうか。でも実は他にもカフェインを意外と多く含んでいる飲み物があるんです。

カフェイン含有量(100mlあたり)

  • コーヒー:60mg
  • 紅茶:30mg
  • 緑茶:20mg
  • ウーロン茶:20mg
  • ほうじ茶:20mg
  • 玄米茶:10mg
  • 麦茶:0mg

このほか、子どもが好むココアやコーラは、紅茶とほぼ同じくらいのカフェインが含まれているのだとか。思ったよりも多いなと感じたママもいるのでは?

ちなみに、アサヒ飲料が調査した“子どもが飲んでいるカフェイン飲料のトップ3”は、1位が緑茶、2位がほうじ茶、3位がココアだったのだそう。

特に緑茶やほうじ茶は、食事のときや水分補給のときなどに一般的によく飲まれているものなので、そのまま子どもも飲んでいるケースが多いのでしょう。

一方、麦茶はカフェインを含んでいないので、これなら安心して子どもに飲ませられますね。

子どもが摂取して良い量は?

先ほど、体重1kgに対しての1日につきのカフェイン摂取量が5mg以上でリスクありと説明しましたが、それでは安全に摂取できるのはどれくらいの量なのでしょうか。

答えは1日につき2.5mg/kgです。例えば4~6歳くらいの子どもであれば、目安として45mg/日になります。ほうじ茶やウーロン茶などは、小さめのコップ1杯程度なら飲んでも特に影響を心配しなくてもよさそうですね。

また、ココアやコーラなど、一度味を知ってしまうと飲みたがる子どももいますので、その場合も、小さめのコップ1杯だけにしてみるなど、与える量に気をつけるようにしてみてくださいね。

緑茶ならいっか!と、ついつい気にせず子どもに飲ませてしまいがちですが、子どもの水分補給、特に6歳以下の小さな子どもにはやっぱり『麦茶』など、カフェインを含まないものを飲ませるのが安心ですね。

これを機に、子どものカフェイン摂取について改めて考えてみてはいかがでしょうか?

PHOTO/Bondar Pavel/shutterstock
参照/ 食品安全委員会「食品中のカフェイン」
CoCoKARA「カフェイン量はどれくらい?飲み物別カフェイン含有量調べ」
毎日新聞「幼児のカフェイン摂取・注意」
アサヒ飲料「育児の新常識“子どものカフェインマネジメント”」
アサヒ飲料 ニュースリリース 参考資料「6歳までは脳の発育期 幼児期のカフェイン摂取は要注意」
東京新聞「子どもにカフェイン 注意 コーラやココアにも入ってます」

mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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