便秘・軟便の自覚症状がある人のうち、約3人に1人がお通じに慢性的な悩みを抱えると判明!?
本格的な夏シーズンに突入し、海やプール、ピクニック、たまにはお家で涼しくするなど家族で楽しむイベントが増える時期になりましたね。熱中症や夏バテには最善の注意を払いながら過ごすと思いますが、実は隠れ症状として便秘・軟便による腸内不調を感じる人も少なくありません。そこで今回は、腸内細菌の専門家 辨野先生による腸内不調の対策についてご紹介します!便秘・軟便で苦しまない夏を過ごしましょう!
約3人に1人が慢性的に便秘・軟便?
株式会社伊藤園は、便秘・軟便症状を自覚する男女500人に調査したところ、なんと約3人に1人が慢性的に便秘・軟便に悩んでいて、しかも約60%の人は対策をしていないという結果となりました。
背景には現代人ならではの生活習慣の乱れがあり、「ストレス」「運動不足」「食生活の乱れ」「睡眠不足」など4つの生活習慣について聞いたところ、4つすべての設問に対して半数以上が生活習慣の乱れを感じていることが分かりました。
海やプール、エアコンの効いた部屋に入ることで急激に体温が下がりお腹が冷えてしまう。汗をたくさんかき、体内の水分量が減ることで起こる脱水症状からくる腸内の不調。暑さで食欲が低下し、食生活が乱れることで生じる腸内環境が悪くなる、など夏シーズンにもリスクが潜んでいます。
便秘・軟便対策について
専門家の辨野先生に教えていただきます!
家族で楽しい思い出を作るためにも日頃から腸内環境を整えることで、急な便秘・軟便症状の可能性を減らすことが出来ます!少しずつでも生活習慣や食物繊維の摂取などを意識してみてはいかがでしょうか。
■調査概要
・調査名 :排便状態と対策に関する意識調査
・調査期間 :2024 年 4 月 6 日~2024 年 4 月 9 日
・調査対象 :20 代~60 代の、便秘・軟便の自覚症状がある男女※(男女比 1:1)
※スクリーニングで「直近のあなたの排便状態について、あてはまるものを教えてください。」と質問し、「便秘ぎみ」「軟便ぎみ」のどちらか、または両方を選んだ 500 人が対象(選択肢は「便秘ぎみ」、「軟便ぎみ」「どちらでもない」を用意し、複数回答とした)
・地域 :全国
・調査方法 :インターネット調査
・サンプル数 :500 名
■プロフィール
一般財団法人辨野腸内フローラ研究所 理事長 辨野義己 先生
1948年、大阪府生まれ。農学博士。一般財団法人辨野腸内フローラ研究所理事長。理化学研究所名誉研究員。およそ半世紀にわたり腸内細菌の生態と分類を研究し続けてきた世界的権威。近年、健康寿命を左右し、肥満の防止・改善効果もある「長寿菌」の存在を解明。テレビ・雑誌など多数のメディアや講演などでも活躍し、2021年より現職。
mamaPRESS編集部
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