2014.03.11
3.11から3年…。家族を守る『震災対策』を再確認!
大切な子どもを守るため
何に気をつけたら良いか?
再度見つめ直してみよう!
東日本大震災から、今日で3年が経ちました。今なお、東北地方では震災と戦っている人たちがいます。
読者のみなさんの中には、震災以降に出産されたママも多いと思います。家族のため、子どものために改めて『震災対策』について考えてみましょう。
★毎日過ごす部屋を
★安全な場所にしよう!
★家族はもちろん
★保育園や幼稚園などとの
★連絡方法を再確認しよう!
★赤ちゃん・子どもがいる
★場合の防災グッズを
★準備しておこう!
防災対策の第一歩は
安全な環境作りから!
毎日家族と過ごす自宅。とくに小さいお子さんがいるご家庭なら1日のほとんどを自宅のリビングで過ごすかと思います。今のリビングや寝室は、地震が来たとき安全でしょうか?以下の項目をチェックしてみてください。
●寝るスペースのそばに
高いタンスはないか?
●高い位置に物を
置いていないか?
●テレビやタンスは
壁に固定されているか?
●戸棚の扉は固定
されているか?
東日本大震災のとき、東京の自宅に当時1歳だった娘といた私が感じたことは本棚の本も危ないということでした。震度5強の揺れで本棚から本がすべて出てしまいました。重いものは高い位置に置かず、家具もなるべく低めの物を選ぶと良いそうです。
家族や子どもの預け先との
連絡手段は必ず決めておく
震災時一気に脆弱なるのが“電話”です。家族でルールを決めておき、万が一連絡が取れなくなっても集合できるようにしておくことが大切です。
●家族で集合する
避難場所を決めておく!
※各自治体が「災害マップ」を用意してくれているのでチェック
●避難ルートや帰宅ルートを
家族で共有しておく
●幼稚園や保育園から
連絡方法を聞いておく
※各施設で震災時の連絡方法が異なります。むやみに電話すると回線がパンクしてしまうので必ず施設に確認をしましょう!
●災害ダイヤルの
使い方を覚えておく
当時、東京でも電話回線が混乱していて携帯電話では連絡が全く取れませんでしたが私が夫と連絡を取り合った方法がFacebookのメッセンジャー機能でした。
電話回線は使えなくてもWeb回線なら大丈夫ということもあるので、Facebook・Twitter・LINEなどのSNSも活用しましょう。また、重要な電話番号はメモ書きを準備しておくことも忘れずに!
赤ちゃんならではの
防災グッズを準備!
赤ちゃんや子どもがいると準備しておく防災グッズも大人だけの場合と異なってきます。「これだけは!」というものをリストアップしました。自宅に予備があるかチェックして足りなければ買い足して置きましょう!
①おむつ
②おしり拭き
③ビニール袋
④哺乳瓶
⑤粉ミルク
⑥飲料水
⑦抱っこ紐
⑧下着
⑨着替え
⑩帽子
⑪ガーゼ
⑫タオル(大・小)
⑬母子手帳
これらは必ず必要になるものです。口に含むものは賞味期限も時々チェックしてください。避難所に待機することを想定し、赤ちゃんが安心できるおもちゃや愛用品があれば、それも防災バッグに入れておきたいですね。
以上のことは、ごく“当たり前”のことです。しかし、当たり前のことが、当たり前のこととしてできなくなるのが震災…。
いざと言うとき赤ちゃんや子どもを守るのはママです。日々の対策がとても大切なので、いま一度、周りをチェックして“もしもの時”に備えましょう。
また、実際に被災を体験したママ達の思いが詰まったStand for mothers(スタンドフォーマザーズ)による新しい「防災☆ママブック」も出ましたので、そちらもぜひチェックしてみてください!
『新・防災ママブック』
の詳細はコチラ
文/小野喜子(mamaPRESS編集部)
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