2015.08.29
あなたは読めますか?2015年上半期人気の赤ちゃんの名前
毎年恒例となっている赤ちゃんの名前ランキング。うちの子の名前は何位くらい? お腹の赤ちゃんの名前はなんにしようかしら?なんて、ついつい気になるママもいるのでは。
名前にもその年によって流行というものがありますが、近年は読み方が難しかったり当て字であったりと本当に多種多様。今年人気だった名前、あなたは読めますか?
ランキング上位 心桜、陽翔、心愛凛
第一位は『心桜』ちゃん。さて、あなたは何と読みましたか?
この名前の読み方は、「こころ・ここあ・さくら・しおり・みら・りお」など実に15通り以上。こんなに沢山の読み方ができるなんて正直驚きですよね。
二位の『陽翔』は、はると・ひなた・ひゅうが・ひろとなど。三位の『心愛凛』は、「しえり」と読むそうです。
これらの呼び名を見てそのほとんどが『当て字』であるということに気付いた人も多いと思います。そう、近年の名付けの大きな特徴や傾向として当て字と使う親が多いという事が挙げられます。
言葉の響きを重視する傾向にあり
近年当て字が多く使われる理由として次のように考えられます。
それは、『このような響きで名づけたい』という考えがまず最初の想いとしてあって、それに読み方やイメージが合うような漢字を使って最終的に名前を決める親が多いからです。
昔はその逆のパターンが多く、まずは土台となる漢字を一字決めてからそれに合うように○男とか、○子などの漢字を加えるというパターンが主流でした。
名づけ方が文字重視から響き重視に変わってからというもの、いわゆる『当て字』も年々増加傾向になりました。
日本での出生届けにおいて、赤ちゃんの名前と言うのは基本的には使用禁止されているもの以外は受理されるので、当て字も無限大ということになります。
素敵な響きでなおかつ理想の感じも使いたい!といった親の思いから、近年流行の名前が人気となったのでしょうね。
名前は一生付き合っていくもの
当て字が多いと先ほど述べましたが、近年問題となっているのがいわゆる『キラキラネーム』といわれる奇抜な名前。 極端な例をあげると、『泡姫(アリエル)』『黄熊(ぷー)』など、ギョッとしてしまうような名前もあります。
言うまでもなく、名前というのはその子がこれから一生を共にするものです。『珍しいね』で済む程度なら良いですが、親の常識を疑われるような名前を付けてしまっては、今後のその子の人生に悪影響を及ぼさないとも限りません。
最近聞いた話では、奇抜な名前は就職試験の際に不利になることもあるとか。親の志向が強く出がちなのが名づけですが、やはり常識の範囲でというのが鉄則です。
名前にも流行があるってちょっと面白いですよね。名前に込める親の思いは様々です。じっくり考えて素敵な名前を付けてあげたいものですね。
参照/ 赤ちゃん名づけ『2015赤ちゃん名づけ上半期トレンド』 AllAbout『最近の名づけの良い傾向』『最近の名づけの良くない傾向』
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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