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2015.08.30

もしかしたらうちの子も?最近のいじめの傾向と役立つ証拠集め

もしかしたらうちの子も?最近のいじめの傾向と役立つ証拠集め

ニュースでも度々報道されている「いじめ」を苦にした自殺。どうして自ら命を絶たなくてはならなかったのかを思うと、胸が苦しくなってしまいますが、その子にはもうその道しか見えなくなってしまっていたのかもしれません。

でもそうなる前に子どもはSOSを出していたり、周りがなんらかのいじめの実態に気づいてあげることもできるはずです。 こちらでは最近のいじめの傾向と、いじめられてるかも?と思った時にしておきたい証拠集めについてご紹介します。

昔とは変わった?! 最近のいじめのケースとは

最近のいじめをする側は、同性の2-3人のグル―プというのが一番多く、場合によっては10人以上というケースもあります。

また、子どもが受けるいじめにも様々なケースがありますが、多いものとしてはこんなものがあります。

  1. 言葉のいじめ:「汚い」「死ね」などと言われる。
  2. 暴力を受ける:蹴られたり殴られたりする。
  3. 嫌なことの強要:万引きをしろとか、授業中に大きな声を出せなどと強要される。
  4. 無視される:一人だけ置き去りにされたり、無視されたりする。

いつどうやって「いじめ」が始まるの?

なぜいじめをするのでしょうか。それは自分たちと違うことが受け入れられず、それを排除しようという気持ちから起こるものとも考えられています。

いじめが始まってしまうきっかけや理由は、例えば肉体的なこと(体の大小・アトピー・歯の矯正をしているなど)もあれば、生活環境(お家がすごくお金持ちだったり、その逆だったり)などもあり、本当に些細なことから始まってしまうケースも多いようです。
中にはいじめる側の子どもの家庭環境(親が厳しい・暴力的・過干渉など)が悪く、そのストレスを他人に向けることで起こってしまうケースもあります。

また、それ以外にも特に最近増えてきているのが、インターネットの掲示板やブログなどに悪口を書きこんだことや、LINEのグループトークなどで悪口を言ったことが相手にばれたり、他の友達があおったりしたことが発端でいじめが始まってしまうというケースもあり、いじめが始まるきっかけも複雑化してきているのです。

もしかしていじめかも?と思ったら証拠を残すことが大事

いじめは些細な理由から、ある日突然始まってしまうことが多いので、防ぎようがないというのも事実です。 そこで、親としては子どもがいじめにあっていないかどうかをチェックしてあげることも大切です。 また、もしいじめにあっているのかも?と思ったら、必ず証拠を残しておきましょう。

1. 毎日気が付いたことをメモする

元気がない、帰りが遅い、朝起きられなくなったなど

2. 証拠品を保管する

破られたノートや、落書きされたカバンなど

3. LINEやメールも残しておく

相手が消してしまう場合もあるので、スクリーンショットやカメラで保存しておく

4. 傷やアザなどは写真を撮っておく

明らかに他人による傷を見かけたら、日付けがわかるように写真をとっておく

5. 医師に診断書を書いてもらう

あまりにケガがひどい場合は、病院に行って医師に診断書を書いてもらう

なかなかいじめがおさまらない場合は、学校に相談することもひとつの方法ですが、証拠がないといじめている本人に都合のいい言い訳をされてしまう場合もありますので、万が一の時のために証拠は残しておきましょう。

最近多くなっているSNSなどでのトラブルを防ぐためにも、親として使う時間を決め、ネットやスマホはロックをかけて制限するなどすることもいじめを防ぐ大切な方法です。

また、いじめが起こる場所は学校や帰り道などが多いので、親が目の当たりにすることはあまりないかもしれません。しかし、しっかりと顔を見て話す時間を取っていれば、ちょっとした変化に気づいてあげることはできます。

毎日きちんと子どもと向き合って、学校や友達のことをしっかりと聞く時間を作り、大切なお子さんをいじめから守りましょう!

参照サイト/ 原一探偵事務所
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