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子ども

2015.09.16

もう寝ぐずりしない!助産師が推奨『まんまるだっこ』のメリットとコツ

もう寝ぐずりしない!助産師が推奨『まんまるだっこ』のメリットとコツ

「抱っこしても反り返ってしまう…」「いつもぐずってしまう…」とお困りのママさん!
もしかしたら抱っこの仕方に原因があるのかも知れません。普段何気なくやっている抱っこですが、赤ちゃんにとっても心地が良く、発育にも良い抱っこのやり方があるのをご存知ですか?


抱っこのポイントは『Cカーブ』

お腹の中で赤ちゃんは身体全体で緩やかなカーブを描く通称『Cカーブ』といわれる姿勢で過ごしています。だから、生まれてからもしばらくはそのCカーブをたもつことがポイント。

なぜなら、胎内で長くその体勢でいた赤ちゃんは、とっても安心できるから。ですが、生まれたばかりの赤ちゃんはもちろん、自分でその体勢を保つことができません。

そこでおすすめなのが『まんまるだっこ』。これは、ママの腕でしっかりと包み込み、身体のカーブをつくってあげることができます。お産のプロフェッショナル助産師さんもオススメしている抱き方です。


『まんまるだっこ』を上手にしてあげるコツって?

  1. おしりがおちて背中が丸くカーブを描くように抱く
  2. ママは両腕を円にして、そこに赤ちゃんがすっぽり入るイメージ
  3. ママの腕で赤ちゃんの首をささえ、しっかりと包み込む
  4. 真上から見て身体の軸が曲がらないようにする

とにかく大事なのは赤ちゃんの背骨がCカーブになっているかです。同様に、赤ちゃんをまんまるの形にしてつくり布やおくるみなどでくるりと包んでしまう『おひなまき』もオススメです。

抱っこしたままスクワットのように縦にゆらすと、寝ぐずりの多い赤ちゃんにも効果てきめんなんだそうですよ。


『まんまるだっこ』を続けると、その後もメリットがたくさん

本来あるべき赤ちゃんにとって心地の良い形を作ってあげることで、赤ちゃんもリラックスすることができます。それにより良い眠りにつながったり、ぐずぐずが減ったりするならば、結果ママの負担も減りますよね!

 

正しく抱っこしてあげれば、反り返りや向き癖も改善され、股関節脱臼を予防することもできるんです。そして、Cカーブをきちんと保てた赤ちゃんは首がすわるころには、首のところにもしっかりとした新たなカーブができます。

そこからハイハイやお座りにつながり、あんよの頃には腰にもカーブも加わり骨格も筋力もバランス良く整った理想的なS字状のカーブができあがります。


赤ちゃんはもちろん、ママにとっても嬉しい『まんまるだっこ』。なれるまでは難しいようですが練習あるのみ。わからない場合は、専門家やお近くの助産師さんなどに正しいやり方を一度教えていただくといいですね!

参照/
ごきげんベビーの秘密 〜心配性の妊婦&努力家のママさんへ
トコちゃんベルの青葉“まるまるねんね”でにこにこあかちゃん
HOWTOまんまるだっこ/もゆははのブログ

新津幸

新津幸

1979年生まれ山梨県南アルプス市出身。フリーライター&カメラマン。ママ向け雑誌や新聞、自治体の広報紙などで執筆&連載中。地域で子育て広場運営やママたちのチカラをいかした...

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