大渕弁護士も保活をあきらめ。入園選考に有利な裏ワザってあるの?
前回取り上げた『保育園落ちた日本死ね!!!』の話題はテレビでも取り上げられ、世間がやっと待機児童問題に悩むママの声に関心を持ってくれるようになりましたね。 でも、今現在も保育所に子どもを預けられずに悩んでいる人はたくさんいます。
2015年3月に男の子を出産した大渕弁護士もその一人。ブログで保活をあきらめたことを報告しました。
「到底入れない…。」待機児童は増えている!?
2月23日のブログでは、
ちなみに、自治体に申し込む保育園については、説明を聞きに行ったところ、到底入れないことが分かったので、あきらめました
と報告。
大渕弁護士がどこにお住まいかは分かりませんが、お住まいの自治体では待機児童はむしろ増えているそう。
どこの認可保育園でも『入園選考』の基準があり、保育園の必要度を点数(保育所入所選考基準指数)で考えています。
ワースト1位は子育て世帯に人気の世田谷区
東京23区では、待機児童ワースト1位は世田谷区。待機児童も1,000人を超えています。子育てしやすい街と言われ、人気の自治体なので子育て世帯が集中したのかも。2位は練馬区、3位は板橋区です。
全国でみると、東京はなんと12,000人以上! 2位は沖縄県2,632人、3位は神奈川県1,903人となっています。沖縄県は保育施設が圧倒的に少ないことが問題となっているそうです。
逆に待機児童0の都道府県は、富山、石川、福井、山梨、長野、香川、愛媛となっています。
※ 2015年(平成26年)10月時点
熱意のアピールは逆効果?保活の裏ワザの信ぴょう性
またネットでは、保活に成功した裏ワザとして、市区町村の担当部署にマメに顔を出す、熱意の手紙を送る、などの方法を紹介しているサイトなどもありますが、これってホント?って気がしますよね。
友だちが成功したという声を聞くと、とにかくやってみようというママもいるようですが、実際のところは、担当者にとっては忙しい時期に手紙を読む時間もなかったり、たびたび呼び出されると困るそう。
決め手になるのは上でも紹介した『入園選考』、つまり家庭の困り具合なんです。 預かって欲しいからと裏ワザを使うのは、返って逆効果になる可能性もあるのでご注意を!
大渕弁護士は、待機児童だけでなく、マタハラの問題にも取り組んでいるそうです。 一日でも早く、保活をしたり、裏ワザなどを使う必要がない、ママが安心して子育てできるような環境になって欲しいですね。
参照/
大渕愛子『息子のいたずら…(^◇^;)』
保育所入所待機児童数(平成 26 年 10 月)
目黒区認可保育園 入園の選考
保育園入園選考の真実【1】