2016.05.07
不安や不眠を楽にしてくれる!『タッピング』で気軽にストレスケア
不安や不眠、イライラや倦怠感など、「もしかしてこれってうつ…?」と思うような症状を感じたことは、子育て中のママならきっとあるのではないでしょうか?
そんなとき、ツボを軽く叩いてあげる『タッピング』によって心と体が楽になるのだそうです! アメリカで生まれた代替療法である『タッピング』とは、一体どんなものなのでしょうか?
タッピングは心の不安を取り除いてくれる
恐怖やトラウマ、不安感、イライラやパニック発作といった心のマイナス症状は、鍼や灸治療などに用いられるツボをタッピングする(叩く)ことによって自分自身で和らげてあげることができます。
このタッピング療法は若干の個人差はあるものの、7~8割以上の人に効果があるんだとか。また、心の不安だけではなく、腰痛や体の凝りなどの身体的なトラブルにも効果があるとされています。
この治療法のメリットは、『自分自身で行える』『比較的短時間で効果があらわれる』『副作用がない』ことがあげられます。必要なのは自分の手だけ、ととても簡単でシンプル! ぜひ取り入れてみませんか?
タッピングの方法
タッピングは人差し指と中指の腹を使っておこないます。
- 心のトラブルの原因となっている事柄を思い浮かべる。
- 小指の付け根から手首にかけての側面をタッピング。
- 目頭、目の下、脇の下、鎖骨下の順番に5回ずつタッピング。
- 手の甲の小指と薬指の溝を手首側に1~2センチほどいった場所をずっとタッピングしながら、
(各5回ずつくらいの間隔で)
目を開ける→閉じる→開けて顔はまっすぐのまま視線を右下→視線を左下→目を回転させる→反対回りに回転させる→好きな歌をハミング→1から5までを数える→再びハミング。 - 2の手順をもう一度行う。
- 4でタッピングした場所をもう一度タッピングしながら顔はまっすぐにしたまま10秒くらいかけて視線を床から天井まで動かして終了。
タッピングで大切なこと
タッピングをおこなう上で大切なのは『ストレスの原因となっている場面を思い浮かべながら』叩くことです。思考とタッピングをリンクさせることによって、効果的に症状を緩和することができるのだそうですよ!
セルフタッピングは特別な道具や準備もいらず、必要と感じたときにすぐにできるので、ツボを押す場所を覚えておきたいところですね。
心のストレスが蓄積されると体に不調をきたすことも…。でも、その不調が心の問題から来るものだということにはなかなか結びつかずに過ごしている場合が多いそうです。知らず知らずのうちにストレスをため込んでしまわないように、日頃から自分の体と心をしっかりケアしてあげてくださいね。
参照/
清和病院「心の健康について」
日本FTF協会「ストレスケアの手順」
WEDGEinfinity「うつ病の代替医療に注目 ツボ刺激が心に届くタッピングとは」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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