2016.06.03
仕上げ磨きに効果的!子ども用『電動歯ブラシ』を使うときのポイント
大人のデンタルケアやエチケットとしても、すっかり定番となっている『電動歯ブラシ』。最近では、子ども向けのアイテムも続々と増えています。
そこで、子どもの歯の健康を保ち、きちんとした歯磨き習慣が身につく電動歯ブラシの使い方をご紹介します。
子どもも興味を持つ電動歯ブラシ。最近では0歳から使えるものも
ママやパパなど、身近な大人が電動歯ブラシを使っていると、自然に興味を示す子どももいることでしょう。特に、電動歯ブラシ独特のヘッド部の動き方や音は、好奇心旺盛な子どもにとっては、おもしろく感じられるのではないでしょうか。
最近では、さまざまな種類の電動歯ブラシが売り出されています。価格も安いものから高いものまであったり、電池式や充電式もあったりして、種類も豊富。そして、ヘッド部分につけるブラシも丸型・スクエア型などがあり、動きも回転型と縦横型があります。価格の高いものだと、家族で1台購入してヘッドを変えて使いまわすというケースもあるようです。
子どもに使わせる時期の目安ですが、大人と同じものをヘッドだけ変えて使うようであれば、最低でも歯茎を傷つける心配のない乳歯が生えそろってからがいいでしょう。
ですが、最近では0歳から使える、乳幼児専用の電動歯ブラシも売っていて、筆者の子どももそれを使っています。こちらは、子ども専用のものなので、歯茎に当たっても痛くないやさしい動きなので、おすすめです。
【参考商品:こども用電動歯ブラシプチブルレインボー】
出典:楽天市場 子育てママの店 ベビー・キッズ
※0歳児から使えます。
電動歯ブラシのメリットとデメリット
子どもにも電動歯ブラシを使うことを検討しているママは、買う&使う前にメリットとデメリットを知っておく必要があります。
メリット
- 磨き残しの多い場所の歯垢や食べかすが取れ、スッキリ感がある
- 歯並びが良くない場合や、歯の矯正中の磨き残しを防げる
- 腕をあまり動かさなくても、しっかり磨ける
- 子どもが、歯ブラシの動きなどに興味を示し、歯磨き習慣が自然に身につく
デメリット
- 幼い子どもの場合は、機械音を怖がる場合がある
- 歯茎に当たると痛いので、子どもが嫌がる場合がある
- 子どもが自分で使う場合は、同じ箇所ばかりに歯ブラシを当ててしまいがち。そうなると、磨きすぎになり、歯の表面がわずかに削れてしまうことも
- 電動歯ブラシだと率先してやるが、手磨きだと手抜きになる恐れがある
手磨きも忘れずに!子ども用電動歯ブラシを使うときの注意点
では、実際に電動歯ブラシを使うことになったら、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
子どもの年齢や歯の状態にあった歯ブラシを購入する
歯ブラシを購入する際は、商品に記載されている対象年齢や注意点をよくみて、子どもの年齢や歯並びや歯の生えそろい方など、子どもの歯の状態に合ったものを選びましょう。
子どもが幼い場合は、少しずつ慣れさせる
小さな子どもの場合は、電動歯ブラシを怖がることもあるので、仕上げ磨きに少しずつ慣れさせてあげましょう。また、歯茎に当たると痛くて嫌いになってしまうこともあるので、優しくしてあげることも大事です。
子どもが一人で使う場合は、ママがしっかり見える場所で使わせること
子どもが使う電動歯ブラシは安全性も考えて作られていますが、乳幼児の年齢の時期は、子どもの事故を未然に防ぐ意味でも、電動歯ブラシを使うときはママが子どもから目を離さないようにしましょう。
手磨きも忘れずに
電動歯ブラシは、磨き残しをなくすにはとても効果的で便利ですが、子どもが手で歯を磨けなくなってしまっては、学校や旅行先で困りますよね。そんなことにならないよう、基本は手磨きにして、仕上げ磨きに電動歯ブラシを使うというように、使い分けることが大事です。
我が家の電動歯ブラシの使い方
筆者の2人の子どもは、基本的に歯を手磨きで行いますが、幼児期から週に1〜2回の頻度で、上で紹介した0歳から使える電動歯ブラシを仕上げとして使っています。
その甲斐もあってか、歯垢もあまりたまらず、歯科検診でも虫歯もなく過ごしていますよ。
電動歯ブラシは、デンタルフロスと同じように、あくまでも手磨きがしづらい場所をきれいにする補助的なもの。依存しすぎない程度に、頻度を決めて使いましょう!
参照/
デンタルフロスのオカムラ「子どもに電動歯ブラシを使う前に知ってほしいこと」
クルールおおいた「電動歯ブラシと保護者磨き」
たかるみ
中学生の娘と小学生の息子を持つ二児のアラフォーママ。短大卒業後、某メーカー勤務を経て 、結婚。出産後は園や学校の役員委員で「文書を作成する」奥深さを実感し、ライターの仕...
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