2016.11.10
11月10日は『いいトイレの日』!トイレの正しい姿勢を知ろう!
11月10日は『いい(11)ト(10)イレの日』! 近年では、ライフスタイルの変化から、便秘は大人だけの問題ではなく、子どもも悩まされるようになりました。
この『いいトイレの日』を機に、“トイレの姿勢”について考え直してみませんか? もちろん、この方法は大人にも有効!
姿勢を変えるだけで、頑固な便秘も解消できちゃうかもしれませんよ!
子どものトイレの悩み、大人の便秘と同じ原因!?
便が出る時間が日によってバラバラ、毎日便が出ない、トイレでうまく力めない…などなど、毎日のトイレ習慣が身についていない子どもは意外と多いもの。
幼稚園や保育園で、「毎朝きちんとうんちを済ませてきてください」と指示されても、そんなの無理!という家庭も。どうすれば子どもに習慣づけさせられるのか、頭を抱えてしまいますよね。
実はそこには、大人の便秘と共通する原因が隠れているかもしれません。それが“便器の形”です。
実は和式トイレのほうが日本人に合っている
“おまる”ではちゃんとトイレができる子どもが、洋式便器になると上手に力めないという経験はありませんか? 最近では家庭や公共施設でも洋式便器が一般化していますが、実は日本人に合った便器は和式なんです。
膝を曲げるだけで直腸から肛門まで一直線になる欧米人と異なり、日本人の直腸は湾曲しているため、洋式便器に座った状態だと便が出にくくなります。
小さな子どもの場合は、洋式便器に補助便座を置いたりもしますが、それでは足がブラブラし、うまく力めません。
『考える人』ポーズでトイレ問題解決!
日本人に合っているとはいえ、いまさら便器を和式には変えられませんよね。そこで取り入れたいのが踏み台です。
足元に踏み台を置き、ひざの位置を高くして、ロダンの『考える人』のようなポーズをしてみましょう。太ももにひじをつけるようにポーズをとると、直腸から肛門までが一直線になるため、重力によって排便がしやすくなるんです。
それこそが、日本人にとって自然な排便スタイル。踏み台は掃除や置き場所を考えて、コンパクトな折り畳みタイプがオススメです。
子どもが使う場合は、このような、便器の周りを囲んでくれるタイプのものだと、足も置きやすく、力みやすいでしょう。少し大きくなってきたら、ホームセンターや100円ショップで売られている小さめな踏み台でもOKだと思います。
排便は健康のバロメーター。だからこそ、決して軽視はできません。正しいトイレ姿勢で、快便生活を始めましょう!
参照/
朝日新聞デジタル「高齢者の便秘 排便時の姿勢で楽になることも」
Firness Partners「頑固な便秘を解消したい方必見!快便になる座り方があった」
日テレ「2時限目 【保健体育】水上健先生 日本人の8割が抱える「ねじれ腸」その対策をお教えします」