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2016.12.19

保育園にカフェ!?自らが手がけたユニークな保育園の取り組みとは【人気プロデューサーおちまさと氏が語る 前編】

保育園にカフェ!?自らが手がけたユニークな保育園の取り組みとは【人気プロデューサーおちまさと氏が語る 前編】

数多くの人気番組のプロデュースや企業ブランディングなど幅広く活動する一方、厚生労働省『イクメンプロジェクト』のメンバーであり、プライベートでは小学生の女の子のパパという“イクメン”としての顔も持つ人気プロデューサー、おちまさとさん。

そんなおちさんがプロデュースを手がけた保育園の取り組みがユニークと、今話題になっているんです!

今回のインタビューでは、おちさんがプロデュースを手がける茶々保育園グループのユニークな取り組みについて、日本の保育園事情について思うこと、そしてプロデューサー視点からの子育て論など、ママ、パパにとってとっても参考になるお話が聞けましたよ!

「子どもを一人の人間として尊重する」のが茶々保育園グループのコンセプト

――どうして茶々保育園グループのチーフブランディングオフィサーを手がけることになったんですか?

茶々保育園グループの理事長である迫田さんからお話をいただいたんですけど、そのときに子どもをいい意味で大人扱いするという考えに最も共感し、今の“オトナな保育園”というコンセプトを一緒につくらせていただきました。子どもを子ども扱いしないで、一人の人間として尊重する。これが僕の想いと一緒だったのでピンときました。

――保育園のプロデュースにおいて、こだわったポイントはありますか?

茶々保育園グループの“茶”から連想してブランドのコンセプトをつくっていったんですよ。何事にもそもそものネーミングには必ず意味があります。 “お茶”といえばカフェ。ということで、保育園の敷地にカフェをつくりました。これは「ママ、パパが忙しい毎日の中で保育園に預けたあと、ひと息つける場があってほしい」という想いからです。

それから、園のイメージカラーは“ダークブラウン”にしました。保育士さんの人材確保という点からみると「こんな保育園で働いてみたい」と思ってもらうことが重要です。だから保育士さんのエプロンも落ち着いたダークブラウン。

保育士さんのエプロンといえば、子どもっぽいアップリケが付いていて汚れていて…っていうイメージですよね。でもそんな必要はなくて、もっとスマートでいいと思うんです。

茶々保育園 エプロン

出典:茶々保育園グループ公式サイト

それから子どもたちの帽子も、大きいサイズがあれば大人も欲しがるようなものをつくりました。子どもってとてもおしゃれだし、自分の好きなもの、かっこいいものがわかるんですよ。だから子どもが納得できて、大人が見てもいいものになっています。

「保育園のカフェで、ガンガン効率よく仕事してもらいたい」

――保育園の中にカフェがあるって、ほかにはないユニークな取り組みですよね!

カフェは無料で利用できて、Wi-Fiにつながるという点にこだわりました。例えば保育園へ預ける親は仕事があるからギリギリまで迎えにいけない。だったら保育園に1時間早く着いて、ここで書類広げてガンガン効率よく仕事してもらいたいなと。

それからカフェは地域の方も利用できるようになっているので、地域の方々と保育園とのコミュニケーションが生まれるような場になってほしいとも思っています。

茶々保育園 カフェ

出典:茶々保育園グループ公式サイト

――来年4月開園予定の『茶々そしがやこうえん保育園(仮称)』は建物の企画から携わったそうですが、どんな風にコンセプトを決めたのですか?

あの辺は自然がすでにたくさんある場所なので、普通だったらナチュラルな丸太小屋みたいなのにするかもしれないけど、そうしてしまうと僕の考えではむしろバランスが崩れるんですよ。

今は子どももiPhoneやiPadを使っている時代ですよね。外に十分な自然があるので、 あえて現代的な要素を入れた建物にしました。「美術館みたい」とか、「豆腐?」とかいわれるようなデザインになってますよ。

茶々そしがやこうえん保育園 外観イメージ

『茶々そしがやこうえん保育園(仮称)』外観イメージ (出典:PR TIMES

「子育てはもっと効率を重視していい」

おち氏 インタビュー

――今後の活動で力を入れたいことは?

まずは、厚労省のイクメンプロジェクトメンバーとして、男性の育休取得率を上げるための啓蒙活動ですね。厚労省では、日本の男性の育休取得率を現在の2.65%から、2020年までに先進国レベルの13%まで引き上げることを目指しています。日本はいま極端に低いんですよ。

今後、日本は超高齢化社会になります。そうするとどんどん生産人口は減ってしまう。少子化問題を考えたら、男性も働き方を変えなきゃいけないんです。

「昔は3人子どもがいても母親がやってたじゃん」なんて言う人もいるかもしれないけど、昔と今は違う。経済状況も高度成長期とは違うし、共働きだし、だから待機児童問題も起こるし…そういうのが全部つながってますよね。だったらもう大変だから「子どもなんていいや」ってなっちゃいますよ。

――保育園の今後についてはどう思いますか?

保育園は預ける場所だけではなくなるんじゃないかと思います。だから、茶々の保育園には仕事のできる場所としてWi-Fiの使えるカフェをつくったんですよ。子育てはもっと効率を重視すべきだと思うんです。効率を良くするためにITがあるのに、日本はそこが遅れているんじゃないかな。

――ひとりの父親という目線から見ると、茶々保育園グループはどうですか?

そりゃあうちの子も入れたいですよ。うちはもう小1ですけど。近くに住んでたらなぁと。まぁでもそれだって入れるかわからないですけどね。「俺がつくったんだけどな…」みたいな(笑)

次回はおちまさとさんのパパとしての姿や、子育て論に迫ります。プロデューサー視点での子育てのお話にはmamaPRESS編集部も目からウロコでした! お楽しみに。

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後編はこちら

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おちまさと氏プロフィール
これまで数多くの人気番組から企業ブランディングまで多岐にわたり活躍。東京スカイツリーソラマチ室内遊園地の総合プロデュースを始め、IT、アパレル、外食、食品、不動産、子供関連などジャンルを越えた企業のCBO・顧問などを務め、ネット戦略やPR・プロモーションを展開。厚労省イクメンプロジェクト推進メンバー。著書も多数。
おちまさと公式ブログ
おちまさと公式Twitter

『茶々保育園グループ』とは?
東京、埼玉、神奈川、千葉、群馬の首都圏を中心に12園を展開している保育園グループ。
“オトナな保育園”をコンセプトとし、子ども一人ひとりに“丁寧に寄り添い、一人の人間として尊重する”という理念のもと、型にとらわれない柔軟な発想で先進的な保育に取り組んでいる。また、保育士の地位向上に向けて“スタッフの名刺制度”を導入するなど、業界を変える新たな取り組みも積極的に行っている。2017年4月に『茶々そしがやこうえん保育園(仮称)』『茶々とどろき保育園(仮称)』を開園予定。
茶々保育園グループ公式サイト

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