政治家の『靖国神社参拝』はなぜ問題になっているの?
ちょいちょいニュースになる
『靖国問題』を分かりやすく
説明いたしますっ!
★『靖国神社』は
★戦争で亡くなった人々が
★まつられているところ
★政治家の参拝が問題になるのは
★政治と宗教を絡めることが
★NGだから&戦争を指揮・
★指導した人をまつっているから
★政治家の参拝は戦争を
★肯定する事になる??
★戦争でツライ思いをした
★韓国や中国は怒り外交問題に!
『靖国神社』って
他の神社と何が違うの?
多くの神社は神様がまつられています。それに対し、『靖国神社』は戦争で亡くなった方がまつられています。
1869年(明治2年)の戊辰(ぼしん)戦争から始まり、それ以降の日清、日露、第一次世界大戦、第二次世界大戦などの戦争で、日本のために命を落とした方がまつられていているのが『靖国神社』なのです。
どうして政治家が
参拝すると問題になるの?
「日本のために亡くなった方を参拝するのに何が問題なの?」と思うのは当然です。問題なのは、政治を行う『政治家』が行くことにあります。
日本には“政教分離”の原則を憲法で定めています。これは「力のある政治家が1つの宗教団体と仲良くすのはダメ」というもので、「政治と宗教は絡めず、別々におこなってね」という決まりです。政治家が『靖国神社』を参拝するのは、これに違反すると言われるのです。
中には「政治家として来たんじゃなくて、プライペードで参拝に来た(私的参拝)」として靖国神社に来る政治家もいます。もちろんその行動をツッこむ声も多くあります。
なんで中国や韓国が
怒っているの?
政治家の参拝が問題になるのにはもう一つ大きな理由があります。こちらは、中国や韓国の怒りにも繋がるので合わせて説明しますね。
第二次世界大戦で戦争を指揮・指導した人々がいます。この人たちは戦後、“戦犯”(=戦争犯罪人)とし裁判にかけられます。
のちに『靖国神社』でその人たちをまつったため、問題は大きくなりました。中でも責任の大きいとされるA級戦犯をまつった事から『A級戦犯合祀(ごうし)問題』といいます。
かつて日本は、韓国や中国などを支配していました。日本の支配下でツライ時代を過ごした韓国や中国にしてみれば、戦争の指導者をまつる神社に政治家が参拝することは「戦争を肯定すること」として嫌がり、ましてや日本のトップである総理大臣が行くのは許せない!となってしまうのです。
そして今では、総理の『靖国参拝』は外交問題にまで発展しているのです。
文/薪マキ子
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