育児中の辛い腱鞘炎　予防法は？治療法とは？

初めての赤ちゃんのお世話は抱っこすること。不慣れなママは変に力が入って手首の腱鞘炎になりやすいです。

産後の腱鞘炎はホルモンバランスも関係しているとのこと。辛い腱鞘炎、予防する方法はあるのでしょうか。

腱鞘炎の予防~手首の力を使わないで抱っこ~

腱鞘炎になる大きな原因に、手首に力が入りすぎる、手首を曲げすぎる、といったことがあります。

手のひらを上に向けて赤ちゃんを支えていると、女性はもともと手首に筋力がないため大変な負担となります。抱くときは腕の力を使い、手のひらが横か下に向くように気を付けることで腱鞘炎を防ぐことができます。

また、新生児でも使える抱っこひもを利用すれば、赤ちゃんも安定し、落っことす心配もないのでママは緊張しなくて済みます。

赤ちゃんが生まれる前に、楽に抱っこできる方法を練習しておくといいですね。

腱鞘炎になってしまったら

腱鞘炎の治療は対処療法として、サポーターをする、湿布薬を貼る、炎症を抑える塗り薬、マッサージを受ける、などがあります。

患部へのステロイド剤の注射は、重度でない腱鞘炎なら、あっという間に治ってしまいます。ただし体質によってアレルギーが出たり、母乳に影響がある場合もあるので、医師と相談のうえ接種をうけましょう。

腱鞘炎は酷くなると切開手術が必要になる場合もありますので、我慢しないで、早めに治療、予防をすることが大切です。