2015.07.24
自分に素直に!育児で疲れた時も無理して笑わないで!
毎日の育児、本当にお疲れ様です。それは子どもが何人でも、何歳でも関係ありません。成長するごとに、悩みや苦労は姿を変えてやって来ます。子どもはいつまでたっても子ども。親になった時から、子どもの悩みは、ずっとついてまわってきます。
疲れていてもいつも笑顔でいるべき?辛い顔は見せちゃダメ?
『微笑みうつ病』って知っていますか?「無理をしてでも笑顔でいればしあわせになれる」なんて、言葉を鵜呑みにして頑張りすぎた結果、そうなったらどうしましょう。
中高年を中心に微笑みうつ病と呼ばれるうつ病の一種が増加しています。微笑みうつ病とは、軽症うつ病の一種で、気分がすぐれないのにも関わらず、それを周囲の人に悟られるのが嫌で無理をして異常なまでの笑顔を作る人々のことを言います。
http://www8.plala.or.jp/psychology/disorder/hohoemi.htm
微笑みうつ病|心理学入門_臨床心理士指定大学院 入試対策
一生懸命に夫や子どもの世話をしているのに、誰も感謝してくれなかったり、それどころか文句ばかり言われたりが続いても、笑っていられるでしょうか。そこに乳幼児までいたら、息抜きをする時間すらありません。だんだんとひきつった笑顔しか出せなくなるのは当然のことなのです。
一生続く子育てだからこそ無理は禁物
冒頭に書いたように、成人式を終えたからと言って、子育てが終わるわけではありません。もちろん、学校を出て社会人になって、いずれは自分の家庭を築いていくでしょう。しかし数ある相談サイトなどを見ても、必ずその先にも悩みがあることは、火を見るよりも明らかです。
今が辛いなら、泣けばいいんです。怒りたかったら、度を越さない程度に怒ればいいんです。手も抜いたっていいんです。笑える時に笑えれば、それでいいんじゃないでしょうか。
自分のために笑顔が出せることこそが大切。そして、その本物の笑顔こそが、家族や周りの人たちも笑顔にしてくれることでしょう。