2015.03.27
33歳以降出産で長生きする!?高齢出産のプラス面とは
ガティブなイメージの強い高齢出産、でもいいこともあるんです!
35歳以上の初産婦の出産、いわゆる〝高齢出産〟が増えている現代社会。30代後半にさしかかり「産むなら若いほうがいい」と聞くと、不安になるママも多いのでは? しかしそんなママたちを勇気づけるデータがありました!
- ★33歳以降に出産すると余命が長くなる!
- ★収入面でのメリット大! 40代比はなんと1.75倍
- ★子どもや家族への時間が多くとれる
33歳以降に出産すると余命が長くなる
33歳以降に最後の子どもを出産した女性は、29歳までに出産した女性より長生きするという研究結果が、ボストン大学医学部より発表されました。95歳まで生きる確率が2倍にもなるというのです。
このデータによると、高齢期に子どもを授かると女性の細胞老化を遅らせる可能性があるとのこと。確かに遅めに出産したママって、実年齢より若く見えることが多いですよね。
子どもが小さいと若々しくいられるのは環境や意識のせいかと筆者はなんとなく思っていましたが、どうやら理由はそれだけではなく科学的に細胞レベルで若いみたい★
もちろん出産年齢があがるにつれてリスクも増すのは事実ですが、ポジティブな面があるのはとっても心強いですよね。
収入面でのメリット大! 40代比はなんと約1.75倍
高齢出産には、収入面のメリットもあります。ヒューストン大学のエリザベス・グレゴリー氏によると、20代半ばに出産した女性と30代半ばから後半にかけて出産した女性の40代での収入を比べたところ、20代半ばに出産した女性の平均年収は400万円台だったのに対して、30代半ばから後半に出産した女性は700万円台だったそうです。(1ドル=100円換算にて表記)
仕事でいうと20代半ばから30代は、バリバリ働いてポジションを築き上げる重要な年齢ですよね。この時期に仕事をメインに頑張って出産を先のばしにしていたとしても、ちゃんとご褒美はありました。
子どもや家族への時間が多くとれる
仕事である程度上の立場にいると采配ができるので、自分で時間をコントロールしやすいというメリットもあります。上司の様子を伺いながら交渉作戦を練る、なんて苦労もなく、家族にあわせて休みや時間をフレキシブルに調整することができるのは嬉しいですよね♡
また若いときにじゅうぶん自分の時間を過ごしているため、子どもや家族に惜しみなく時間を費やす気持ちのゆとりもできます。いろいろなことに追われながら慌ただしく子育てするのではなく、落ち着いて子どもと向き合い楽しい時間が持てますよね。
ネガティブな面ばかり強調されがちな、高齢出産。しかし出産・子育てをせずに頑張っていたことは、ちゃんと自分にかえってくるんです。高齢であっても出産を悔やんだり余計な不安を抱くのではなく、自分の歩んできた道に誇りを持って、ハッピーに赤ちゃんを迎えられるといいですね♡
文/柳原 佳恵
参照/
Medical Daily
Inhabitots – Giving Birth After Age 33 May Increase a Mother’s Life Expectancy
CNN – How scary is having a baby when you’re over 40?