溜め込んだ家事も一気に片付く！たった15分週末家事の実践体験談

｢平日は忙しくて家事に手が回らない｣｢家事にほとんどの時間を奪われてしまう｣
しかし、どんなに忙しくても疲れていても、やらなくてはいけないのが家事ですよね。｢週末くらいもっと自分の時間が欲しい｣そんな風に思うママは多いはず。筆者もその一人です。

もっと効率よくならないものかと悩んでいた時に沖幸子さんの『たった15分の週末家事』という本に出会い、実際にそのノウハウを取り入れると、短時間で楽に家事を終えることができました。
そこで今回は、著者からの教えを元に、筆者が実際にやってみてどうだったのかをご紹介します。

15分で終わらせるにはコツがある!

｢時間をかけるときれいになる｣は思い込みです。｢15分｣という時間を意識してできる家事はたくさんあります。ちょっとしたポイントやコツを意識するだけで、短時間でラクに家事を終わらせることができます。そこで、その中ですぐ取り入れられそうなものをいくつかまとめてみました。

一点集中で取り組む場所と範囲を決める

限られた短い時間の家事、とくに掃除と片付けは場所を限定し、時間を決めて集中する方法が有効です。
タンスや机の引き出しだけでも、全てをしようとするのではなく、「今日はここの段、ここの引き出しだけ、◯分だけ」などと決め、計画的に少しずつきれいにする習慣を身につけましょう。

モノの帰る場所、今あるモノの数を明確にすることで、モノを探している時間の無駄も、ついつい同じモノを買ってしまうなどのお金の無駄も省いてスマートな家事を目指しましょう。

｢パッと見て、キレイ｣を心がける

いつも、自分の持ち時間を計算し、その範囲で何ができるか、どうできるか覚えておきましょう。いつ急な来客があっても、すっきり片付いているように見える部屋を目指すのです。
時間が限られているからこそ、手早くメリハリをつけ、計画的に家事をやるテクニックが身につきます。

散らかったものは、必ずひとまとめにするクセをつけ、すぐ使うもの、後で使うもの、使わないものをそれぞれの紙袋などに入れ、とりあえずどこかに避難します。それぞれのグループを分けながら、片付けていくだけで見た目もすっきりとなります。

“来客15分前の家事”で予行練習

｢15分といっても何から手をつけていいのやら…｣そんな悩んでいる時、今から15分後、急な来客を迎えなくてはいけないとします。さて、あなたはどうしますか?　無計画だと何も手付かずで貴重な15分はあっという間に過ぎてしまいます。

そのためには、15分程度でできる家事や場所を決めておくのです。この習慣は、家事のポイントやメリハリをつかむ訓練にもなります。気持ちに緊張感を与え、他の場所も15分でできる家事を、あなたなりに見つけていきましょう。

我が家でもやってみた15分習慣!

著者のノウハウをもとに｢週末15分｣の家事を我が家でも実践してみました。毎日少しずつ掃除や片付けを気付いたときにやっていくことで余裕ができ、週末の家族時間や自分時間を充実させることができました。

｢家事は時間がかかるもの｣という思い込みを捨てて、ちょっとしたコツをつかめば誰でも短時間でラクに家事を終えることができるのです。家事の負担を減らすことで、心と体を休めてあげる時間が今より増えるといいですね。

参考／忙しい人ほどうまくいく!たった15分の週末家事/沖幸子(青春出版社)