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墓参りするのはなぜ?『秋のお彼岸』と9月の風習まとめ

墓参りするのはなぜ?『秋のお彼岸』と9月の風習まとめ

秋分の日を挟んだ前後7日間は、『秋のお彼岸』。2015年は9月20(日)~~26日(土)にあたります。お墓やお仏壇を綺麗にしたりお供えをそなえたりする風習が古くからありますが、嫁ならきちんと基礎知識を心得ておきたいもの。これを機会にしっかり習得しておきましょう!

いまさら聞けない基礎知識。お彼岸の由来や意味とは?

お彼岸にお墓参りをするというのはよく知られた風習なのでほとんどの人は知っていますよね。しかしなぜなのか? その理由について聞かれるときちんと答えられないママも多いのでは?

じつは彼岸と言うのは仏教用語で『悟りの地』という意味。煩悩や悩みを超えて到達する地とされています。それと反対に『此岸(しがん)』というのが今現在私たちのいるとされる場所。此岸にいるものが彼岸に到達するには『六派羅蜜(ろくはらみつ)』という6つの修行が必要とされており、この彼岸の時期に修行をするのが最も良いとされているのです。

また、西の方角に浄土があるという信仰が加わって結果的に太陽が真西に沈む秋分の日に先祖供養をするという習慣になったと考えられているそう。ちなみに、仏教国の中でもお彼岸の時期にお墓参りをするのは日本だけなんですって!

お供え物は『おはぎ』? それとも『ぼたもち』?

お彼岸のお供え餅と言えばおはぎとぼたもちですが、これらは実は全く同じ食べ物で呼び方が違うだけなのです。『おはぎ=お萩』は中秋の名月に供える萩から、『ぼたもち=牡丹餅』は春に咲く牡丹から名づけられているのです。

作り方はいたってシンプル。お米ともち米を混ぜたものを炊き、丸めてあんこで包んで完成! お米を混ぜることで冷めても固くならないため、美味しくいただけるんだとか。そして、このあんこに使われる大豆の朱色に厄除けの効果があるとされていることから、お彼岸におはぎやぼたもちが食べられるようになったということです。

お月見だんごの由来と作り方

9月といえばもうひとつ、中秋の名月がありますね。旧暦の8月15日を指していいますが、今年はカレンダーでいう9月27日に当たります。 そしてお月見といえばまっさきに思い浮かぶのが月見だんご! 今度はこの月見だんごについてご紹介します。

お月見というのは、もともとは収穫を祝う習慣です。月のかたちを真似て上新粉とお砂糖で作られた丸いだんごには、お祝いの他にも健康や幸福への願いが込められているとされています。

また、お月見団子と言えばピラミッドの形に盛りますよね。実はこれにきちんとした意味があります。ピラミッドの先端は霊界に通じており、団子を通して感謝の気持ちを月に伝えるということだそうですよ。

今までは何となく行ってきた風習も、その由来や意味を知ると「なるほど!」と違った見方が出来ますよね。筆者も今年のお月見は子どもたちと一緒に月を眺めて、感謝の気持ちを込めながらお月見団子を食べたいと思います。

参照/ 豆知識PRESS 『お彼岸 2015はいつ?春のお彼岸・秋のお彼岸の期間は?』
JAグループ福岡『お月見団子はどうして?』

mamaPRESS編集部

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