2016.03.22
うちの子は早い?遅い?気になる子どもの成長スピードを徹底調査
「子どもの成長には個人差があって当然」と、わかってはいるけれど「他の子はどうなんだろう?」「うちの子の成長は普通なのかな?」とやっぱり気になってしまうもの。
そこで、今回は幼児期の平均的な成長スピードを調査してみました!
脳が成長し、動きが活発になる幼児期
乳児期を卒業すると、歩き始め、あっという間に走りまわるようになります。脳の成長とともに身体能力が向上し、いろいろな運動ができるようになるからこそ、個人差が気になってしまうのもこの時期。では、代表的な運動とともにそれができるようになる平均年齢を見ていきましょう!
以下の表は運動ごとにできるようになる平均年齢をまとめたものです。
運動 | できるようになる平均年齢 |
---|---|
走る | 1歳6カ月~2歳 |
その場でジャンプ | 1歳10カ月~2歳2カ月 |
三輪車に乗ってこぐ | 2歳10カ月 |
自転車に乗る(補助輪付き) | 4歳 |
ブランコに自分で乗れる | 4歳半 |
泳ぐ(50mビート板) | 5歳9カ月 |
自転車に乗る(補助なし) | 5~6歳 |
いかがでしょうか? 「私の子どもはまだできていないな」や、「いや、平均より早いかも!」とさまざまに感じることでしょう。 それでは、細かく説明していきましょう!
走る:1歳6か月~2歳
2歳までには大体の子が上手に走るようになります。かなりのスピードで走る子も多いので、一緒にいるママは追いかけるのも大変。まだ危険がわかっていない子も多いので、十分に注意してあげたいですね。
その場でジャンプする:1歳10か月~2歳2カ月
段差のあるところからジャンプするのはまだ少し早いですが、自分の足でピョンピョンとジャンプするのは2歳前後。テレビ番組の体操や踊りのまねをしているうちにできるようになる子が多いようですよ。
三輪車に乗ってこぐ:平均2歳10か月
多くの三輪車の対象年齢は1歳から3歳。乗り始めた年齢によってもこげる・こげない、の差がでてきます。三輪車によってはこぎにくいものもありますし、三輪車に乗れないからといって、その後自転車に乗れないわけではないので心配いりませんよ。
自転車に乗る(補助輪付き):平均4歳
2歳10か月くらいから乗り始める子もいますが、三輪車・ストライダーの期間が長くて7歳くらいから自転車に乗る子も。まだ小さいときは力が足りなくてこげないこともありますが、三輪車よりも補助輪付きの自転車のほうが簡単に乗れる子もいるようです。
ブランコに自分で乗れる:平均4歳半
早い子だと2歳くらいから乗りますが、6歳くらいになって乗れるようになる子もいます。小さいうちはブランコが怖いと感じてなかなか乗りたがらない子もいるので、子どもが楽しいと思える範囲で遊びましょう。
泳ぐ(50mビート板):平均5歳9カ月
ビート板を使って50m泳ぐことができるようになる平均年齢は5歳9か月。しかし、水泳は経験によってだいぶ差があり、まったく泳げない子も多いのが現実。常にスイミングが習い事の人気上位にはいっていることからも、多くのママが子どもに泳げるようになってもらいたい、と思っていることが分かりますね。
自転車に乗る(補助輪なし) :平均5~6歳
補助輪をつけずに自転車に乗れるようになる平均年齢は5〜6歳。小学校入学前が一つの目安です。この年齢になるとバランス感覚が発達し、さまざまな遊具を扱えるようになります。自転車はその代表例。自転車に乗れるようになると行動範囲も一気に広がりますね。
これまでに紹介した中でもママや子ども自身が特に気にするのが補助輪なしで自転車に乗れるかどうか。小学校に入学するとお友だちと自転車で遊びに行くシチュエーションも増えるので、それまでに乗れるようにさせたいというママが多いようです。お友だちが自転車で疾走する中、うちの子だけ必死に走っている…なんてちょっと切ないですよね。
ところが自転車は習得するのにひと苦労・・・。ここで自転車に乗れるようになるためのコツをちょっと紹介♪
自転車に乗れるようになる4つのコツ
自転車に乗るということは“バランスをとる”、 “こぐ”を同時に行うこと。二つの動作を一緒にすることが子どもにとってはとても難しいんです!
でも、次のとおりに順を追ってゆっくり練習すれば大丈夫!
1. ブレーキの練習をして恐怖心を取り払おう
自転車で怖いのは転んで痛い思いをすること。そのために、何かあったらブレーキをかけて転ぶ前に止まれるように、まずはブレーキの練習をしっかりと!
2.“ペダルをこぐ”だけの練習をしよう
自転車のスタンドを立てた状態でこぎます。どのくらいの力が必要なのかもわかり、一度覚えてしまえば無意識でこぐことができるようになりますよ。
3.下を向かずに遠くを見てバランスをとる
一生懸命ペダルをこぐと下を向いてしまいがち。でも、下を向いていたらバランスはとれないですよね。できるだけ遠くを見てバランスをとるようにしましょう。
4.楽しく練習する
子どもが嫌がってしまえば、いつまでたっても成長はしません。できないからといって、怒るようなことはせず、小さい成長でもどんどん褒めてやる気を出させてあげましょう。子どもが飽きる前に切り上げて次の練習を楽しみにさせることも大事ですよ。
ちなみに自転車に乗れるようになったら、あわせて考えておきたいのが保険。最近では自転車保険の加入が義務付けられている自治体も出てきているほど自転車保険は重要!
例えばau損保の自転車向け保険は、月々370円から加入できます。さらに滑り台から転落して骨折した等の日常生活中のケガにも対応してくれるものもあり、動き盛りのお子さんにはピッタリですね。
気になるけど、気にしすぎない
ここで紹介した平均年齢はあくまでも参考なので、気にし過ぎないようにしてくださいね。
子どもは脳も身体もとても早いスピードで成長していくものなので、個人差だってあって当然。大事なのは“無理にやらせる”のではなく、“可能性を信じて伸ばしてあげること”です。子どもと一緒に楽しくママも成長していきたいですね!
参照/ こどもの水泳技術習得時期について
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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