2017.07.11
先輩ママ直伝!子連れの海外旅行で失敗しないための準備のコツ~荷造り編~
パズルを楽しむようにパッキングを!
Photo/Chutima Chaochaiya/shutterstock
荷物を準備したら、いざパッキングです。
今回筆者が使ったのは、容量52リットル(47cm×7cm×28cm)、3~4泊程度が目安のスーツケースです。
この中に、以下の荷物を詰めました。
<子ども用>
- トップス・ボトムス・肌着・下着・靴下それぞれ3人分×3日分
(結婚式当日は現地調達するムームーを着るので、実質1日分多めに持っていきました) - パジャマ3人分
- 水着3人分
- 浮き輪3つ
- ビーチサンダル3足
- 歯ブラシ3本
- 歯磨き粉1つ
- 紙おむつ18枚
- ヘアゴム数個
<大人用>
- トップス2枚・ボトムス1枚・下着類3日分・靴下1足
- 室内用Tシャツ・スウェットパンツ各1着
- 水着
- ビーチサンダル
- メガネケース
- メイク道具
- ヘアワックス
- 使い捨てコンタクト
- 携帯用充電器
<日用品(共通)>
- 旅行用シャンプー・リンス
- 固形石けん
- ハンドタオル3枚
- 日焼け止め
- おしりふき(ウェットティッシュ兼用)
- くし
- ビニール袋 数枚
- ガイドブック1冊
食べ物や飲み物をこぼす可能性があるので、子どもたちの洋服は1セット多めに。自分の分は、ジーンズは何日か履き続けても平気だし、主にビーチサンダルで過ごす予定だったので靴下も1足で十分。
こうして考えると、大人は融通がきくので、かなり荷物を減らしても大丈夫ですね。
また、お風呂のあとに翌日の洋服を着て眠れば、パジャマ分を減らすことができます。(母はそうしていました)普通の洋服を1セット多めに持っていけば、パジャマにも予備の洋服にもなり便利です。
パッキングの秘訣は『空気を抜く』!
荷物のカサを少しでも減らすために、ジッパーつきの密閉袋に入れて空気を抜くのが鉄則。トップスやボトムスそれぞれを子どもごとに分け、袋に小分けにして圧縮していきます。ぺたんこになるまで空気をしっかり抜いてくださいね。
このとき気をつけるのは、適当に洋服を詰めていくと、袋の真ん中だけが盛り上がってしまうこと。そうなると、袋同士がうまく重なり合わないので、できるだけ平らになるように工夫して入れてください。
中には丸めたほうがいいものも
何でもかんでも空気を抜いて圧縮すればいいわけではなく、物によってはくるくる巻いて輪ゴムで留めたほうがかさばらない場合も。大人用のボトムスなどは丸めたほうがコンパクトですし、荷物のすき間に入れられるのでおすすめです。
行きの中身は余裕を持たせて
お土産を筆頭に、帰りはなにかと荷物が増えるもの。帰りの荷物量を考慮して、行きのパッキングはある程度余裕をもたせた方がいいです。
すき間ができたままだと、荷物が動いてグチャグチャになってしまうので、あえて空気を抜かずに洋服を入れたり、現地で買うと高い水やお茶のペットボトルを入れたりして調整するのがおすすめですよ。
このすき間にティッシュ1箱を入れていけばよかったなと今になって思います。
帰りは徹底的にコンパクトに
逆に帰りは、徹底的にコンパクトにまとめましょう。お土産を買ったときにもらった紙袋などで、最後に荷物を覆ってからバンドで留めると、荷物がズレにくいです。とにかく、あらゆるすき間を埋めるように、パズルをはめていくようにパッキングを楽しみましょう!
ちなみに上の画像が筆者の帰りのスーツケースの中身。ぴったり収まるととっても気持ちがいいですよ^^
番外編:ポンプ式のストッパーが無くなったら…
最後にひとつアイデアを。
メイク落としや日焼け止めなどポンプ式の物を持っていく場合、ストッパーが見当たらず困ったことはありませんか? 筆者はズボラなので、ストッパーをすぐになくしてしまいます。そこで使えるアイテムがスーパーなどのビニール袋。
このように、袋の中に容器を入れたら、そのまま口をくるくるとねじって、ポンプの首の部分に巻きつけます。上から押せないように、できるだけ重ねて巻いてください。
最後にしっかりと結べば、振っても押しても中身がこぼれない状態に! 万が一漏れたとしても、ビニール袋に入っているので安心です。
なにかと物が増えてしまうのが子連れ旅行。まずは荷物を最低限に減らす、そして細かくパッキングする。極論、パスポートとお金さえあれば、あとは現地で買えるのでなんとかなります! さあ、スーツケースの中にすべて詰め込んで、いざ出発です!
TOP PHOTO/Kaspars Grinvalds/Shutter stock
参照/
赤ちゃん・子連れ旅行のHow To記事「赤ちゃん連れの旅行~失敗しない荷造り術(パッキング)」
水谷 花楓
東京の出版社で雑誌広告営業を7年間、その後、結婚して大阪に移転、リフレクソロジーの資格取得、受付嬢、社長秘書とやりたかった職種はすべてクリア!現在は、パンダで有名な和...
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