2016.08.15
家計簿なしで節約上手になるには、『浪費』と『投資』の見極めがポイント!
日々の家計を管理することこそ、節約の第一歩。お金の流れを把握すれば、切り詰めるべきところや、増やすべきお金の配分が見えてきます。それには“家計簿をつけるのがベター”ということは頭で分かっているものの、三日坊主で終わってしまうことも多々ありますよね。
でも、お金の管理で本当に大事なのは、“家計簿をつけること”なのでしょうか?
そのお金、「浪費」?それとも「投資」?
食費、住居代、衣服代、子どもの教材代…。家計簿で細かく分類するとお金の流れが詳細に把握できますが、一方で面倒なのも否めません。結局は、それが長続きしなくなる原因になってしまうこともあるのです。
そこでおすすめなのが、使った費用を『消費』『浪費』『投資』の3つに分類してみる方法。
消費
食費、住居代、光熱費、必要な日用品など
浪費
ギャンブル、嗜好品、衝動買いした洋服など
投資
貯蓄、スキルアップのための教材費、資格取得のための書籍代など
たとえば同じ衣服でも、雑誌などを見て衝動的に買ってしまったのであれば『浪費』、入学式や今後もずっと使えるとしっかり検討できたうえで購入したものならば『投資』となります。使ったお金の詳細内容ではなく、使い方で経費を分類するというわけです。
節約は『浪費』の見直しから始めましょう!
月・週単位で予算設定をして
『浪費』と『投資』にお金の流れを分けてみた結果、『浪費』が多かった場合は要注意! もしかすると、そもそも予算が決められていない、もしくは守られていないのかもしれません。お金を際限なく使わないようにするためにも、予算決めをしてそれを守っていくことが節約にとって一番大切です。
多くの場合は月単位で予算設定をしていきますが、前半でたくさん使いすぎて月後半はからなず切り詰め状態に陥るという人もいるのでは? そんな人は“食費は週1万円”という風に、細切れに予算を設定していきましょう。週ごとに達成感も味わえるので、長続きしますよ♪
『浪費』=完全に悪ではない!自分にもお小遣いを作ってゆとりをプラス
『浪費』が多すぎるのは確かに良くありませんが、完全に悪と思い込んで「1円の浪費も許さない!」という切り詰めすぎてしまうのもまた問題です。なぜなら、浪費を完全になくそうとすると、ストレスが溜まってさらに衝動買いが悪化する可能性があるからです。
また、家計を管理するママは、意外と自分のことにずぼらになっている人が多いのも事実。自分にも月ごとにお小遣いを決め、その範囲で好きなものを買って楽しむことが大切です。家計も心に余裕を持って管理すれば、楽しみながらお金が使えるようになりますよ♪
お金の使い方を3通りに分けるだけのシンプルな方法で手軽に管理できちゃうなら、家計簿が続かないママでも安心。毎日の細かな計算に追われて切羽詰まりながら家計管理をしたら疲弊するだけ…。心に余裕を持った管理なら、家計にも余裕ができてきますよ♪