2023.12.13
言うことを聞いてくれない子どもに対する接し方とは?
子どもが言うことを聞かないことで悩まれている方は少なくないと思いますが、はじめからなんでも大人の言う事を聞く子どもはいません。
イヤイヤ期をはじめとする子どもの「言うことを聞かない」という行動は、成長に必要な過程の一つでもあるからです。幼い子どもは、自分の空腹や、不快や欲求を感じて「泣くこと」を通して気持ちを伝えています。
子どものイヤイヤ期は、1歳後半から現れはじめて、2歳ごろにピークを迎えると言われています。どんどん成長し、年齢が上がるにつれ、コミュニケーションの質や、話す内容も変わっていきます。
すくすくと育っていく中で言うことを聞かなくなっても、年齢によりそういう時期もあるのだからとストレスを溜めないよう、上手に周りに頼るなど、おおらかに過ごせるように自身を整えていくことも大切です。
今回は、子育て中のイライラした時に、試せる方法を紹介していきます。
食生活を整えることで、家族みんなの体調を整えイライラ軽減
参照:パンプキンスープ 食物 皿 – Pixabayの無料写真 – Pixabay“子育て”や”家事”といった日常生活で行わないといけないことに追われていると、ついつい、お惣菜をスーパーやコンビニで買ったり、外食チェーン店などで食事をすませてしまうことも少なくないかもしれません。
人の体は食べたもので作られると言われますが、食事面で外食やコンビニ食が多いことが、体調に影響があると論文で発表されています。
「女子学生の食行動パターンと生活習慣・健康状況との関連 (jst.go.jp)」
上記の論文を解説している記事がこちらです。
女子大学生の食生活が目覚め(朝起き)や眠気、あくび、だるさ、思考力などに及ぼす影響! | 神仙堂薬局 (sinsd.com)
こちらでは女子学生を中心にコンビニや市販惣菜、弁当、外食での利用が多いグループと逆に少ないグループとでは、利用が多いグループの方が眠気や注意力、だるさといった症状を日頃から感じていることが多いという結果が出ています。
シンプルな調理でも美味しい料理が今では沢山レシピが出ているので、活用して家族や自身の栄養バランスを簡単に整えてみてください。 寒い日には、お野菜たっぷりの鍋は野菜を切って出汁でゆでるお鍋でも十分な栄養たっぷりなご馳走になりますね。
また、栄養不足以外に油の質や、添加物が脳にも影響すると言われていますので、外食や加工品でのおやつが多い場合、子どものやる気が低下していたり、癇癪を起しやすかったりと何かしら問題を抱えている場合は、食生活を見直してみるのも効果的かもしれません。
イヤイヤする子どもに行動を促す方法3選
参照:写真AC幼い子どもにどうしてもイライラしてしまう時は、こちらから接し方を変えてみましょう。子供に行動を促す方法を組み合わせて試してみてくださいね。
1.ゲーミフィケーション
行動をゲームのように従え、子どもにとって楽しい要素を取り入れてみる。
タスクに小さな目標を分割し、達成感やごほうびを提供することで、協力しやすくなります。
遊びながら知らないことを覚えていく子どもの目線は、大人も勉強になることがあるかもしれません。
2.選択権の提供
子どもにいくつかの選択権を与え、自分で選ばせることで、やる気を引き出すことができます。これにより、協力して行動する意欲が高まったり、考えることの訓練になるでしょう。
3.ほめて伸ばす!ポジティブ強化
良い行動に関しては褒めることで、子供に良い行動を継続する意欲を促すことができます。褒めて自己肯定感を高めてあげることが、成長過程でも大事なことかもしれません。褒められたことは、後々の自信にもつながり、もっと褒められたいと頑張る原動力の一つになるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
親も子どももひとりの人間ですから、子育て中にイライラしてしまうことも多いと思います。
子どもにイライラしてしまうなんて・・・と自己嫌悪に至らず、仕方ないことなんだと気軽に考え、時には周囲の力を頼りましょう。
育児に励む皆様を応援しています!
参考:発達心理学からひもとく「イヤイヤ期」の役割。子どもの心に寄り添う対処法とは | HugKum(はぐくむ) (sho.jp)イヤイヤ期はいつから始まる?イヤイヤ期の子どもとの向き合い方 (taiyo-seimei.co.jp)
女子大学生の食生活が目覚め(朝起き)や眠気、あくび、だるさ、思考力などに及ぼす影響! | 神仙堂薬局 (sinsd.com)