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もし自分が『育児ノイローゼ』だったら?セルフチェックと4つの対処法

もし自分が『育児ノイローゼ』だったら?セルフチェックと4つの対処法

女性は妊娠出産を機に、それまでとはまったく違う大きな変化を経験します。

その変化に戸惑いながらも日々の家事と育児に追われ、自分でも気づかぬうちに『育児ノイローゼ』を患ってしまうことがあります。

あなたは大丈夫ですか?

誰もが陥る可能性がある『育児ノイローゼ』の原因とは?

幸せなはずの育児なのになぜ『育児ノイローゼ』になってしまうのでしょうか?

出産で相当の体力を消耗したママの体はホルモンのバランスも大幅に崩れ、さらに2~3時間おきの授乳などによる睡眠不足で自律神経も乱れがちです。その状態が続くと『育児ノイローゼ』へとつながっていくことがあります。

現代の育児の特徴として、核家族で閉鎖的な育児をしているママが多いことも挙げられます。

四六時中、赤ちゃんと過ごしてどこにもでかけられない。話し相手も身近にいない。家族が増えたことで夫はますます仕事に没頭。家のことは自分がやらなくちゃ!と責任感の強いママほど、自分を追いつめていってしまう傾向にあります。

『育児ノイローゼ』は心身とホルモンのバランスの乱れから引き起こされる原因と、環境による精神的な原因があります。そのため特別な症状ではなく誰にでも陥る可能性があるのです。

あなたは大丈夫?『育児ノイローゼ』のセルフチェック

実は『育児ノイローゼ』は、本人の自覚がない場合が多いのです。なぜなら当のママはどんなに辛くても「やらなきゃ!」と家事や育児に必死で、自分を省みる余裕などないから。
そこで自分でできる『育児ノイローゼ』チェックをご紹介します。

  1. 育児において激しい孤独感を感じてしまう
  2. 父親や母親、姑などにイライラをぶつけてしまう
  3. 子どもにプチ虐待をしてしまっている自覚がある
  4. 産後に比べて体重が激減している
  5. 些細なことでイライラしてしまう
  6. 炊事洗濯にやる気が出なくなってしまっている
  7. しっかり寝ても前日の疲れが取れない
  8. 育児で睡眠時間が激減してしまっている
  9. 睡眠中、夢をよく見て深い眠りにつくことができない
  10. 人と話すことが苦痛になっている

5つ以上当てはまるようなら『育児ノイローゼ』の可能性があります。

病院や専門家など、信頼できる第三者に相談することをオススメします。特にプチ虐待の自覚があるなら限界を超えているかもしれません。

一人で抱え込まずに、自治体や産院には育児相談窓口が設けられていたりしますので確認してみてください。

『育児ノイローゼ』4つの対処法

『育児ノイローゼ』にならないために、そうかなと思った時のために、4つの対処法があります。

対処法1:育児に関して気軽に話したり相談できる環境を作る

直接会うことができなくても良いので、電話・メール・SNSなど、育児に関する雑談から悩みまで気軽に打ち明けられる環境を作っておきます。「育児に関する」というのがポイントで、なんでも話せるだけではなく育児の話を共有できることが重要になります。

それまで仲良しだった友人でも、出産育児はデリケートな問題も絡んでいるので気軽に話せない相手もいます。周りに育児中の友人がいなければ、近所の公園や支援センターを利用したりブログなどで交流を持つなど、新しい関係を築くこともひとつの方法です。

対処法2:息抜きは悪いことじゃない

育児中のママにも一人の時間が必要です。小さい子がいるからって罪悪感を覚えなくていいんです!
「子どもが可愛い過ぎて片時も離れたくない♪」と楽しんで育児されているのなら良いですが、「子どものことが気になって離れられない…」のであれば、家族やプロにお願いして自分の時間を作ってみてください。

子どもを預けられる家族が近くにいないなら、一時保育やファミリーサポートやドゥーラなどを利用する方法もあります。
息抜き以外にも急な事態に備えて預け先は確保しておくと安心になります。

対処法3:失敗を恐れたり完璧を目指さない

育児にはたくさんの選択肢があって、どれが正解かなんてわからないことも多いです。例え間違っていたとしても、失敗を経験と考えて学ぶ前向きな姿勢こそが自信にもつながります。

最初から完璧なママなんていないのですから、子どもと共に失敗と成功を繰り返しながら一緒に成長するという気持ちで臨んでみてください。

対処法4:他人の意見に振り回されない

時代と共に育児に対する考え方は変化をしています。昔の常識が今の常識ではありません。そして誰かの常識が自分の常識とも限りません。
もし誰かの言葉に傷ついたり悩まされることがあったら、それは自分に向けられた言葉ではないと判断すれば良いのです。他人の意見にはまず耳を傾けて一旦は受け入れてみます。
でもそれが違うと思ったら、今の自分には必要な言葉ではないのです。手探りの育児だからこそ、母の勘を信じてみてください。

子育ては楽しいことばかりではありません。一人の人間を育てるという責任に押しつぶされそうになることもあるはずです。しかし、その責任をすべてママひとりで抱え込む必要はありません。
「もしかして私、育児ノイローゼかも?」と思ったら、無理をせず自分に合った解消法を見つけてくださいね。

Photo/ Antranias
参考サイト/
ももねいろ「育児ストレスもう限界!イライラで育児ノイローゼになって壊れてしまった私がした発散と対処法」
マーミー「【育児ノイローゼ】主な原因5つとパパがすべき対処法/ママができる対策」
リズムオンライン「育児ノイローゼでお悩みの方へ」

津田マリリン

津田マリリン

1977年愛知県出身。アプリ開発の経験を活かし、All aboutのiPhoneアプリガイドとして執筆中。ママのためのスマホ&アプリ活用術をお伝えしていきたいです。心理カウンセラーの資格...

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