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子ども

2016.01.28

「お片付けしなさい」はNGワード?!ある秘策があるんです

「お片付けしなさい」はNGワード?!ある秘策があるんです

「お片付けしなさーい」。これ、子育てのNGワードです。「毎日言っちゃってる!」とはっとした人も多いはず。言っても言っても聞かないのなら、別の作戦が必要なのかも。

毎日のお片付けは「ママvsチビ怪獣」の戦いごっこのようなもの。とっておきの作戦で、お片付け嫌いのチビ怪獣をぎゃふんと言わせてみませんか。その秘策をご紹介しましょう!

「片付けて」のコトバは逆効果?!

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年末、大掃除したはずの家。でもあっという間に部屋は大荒れに…。「あんなに一生懸命片付けたのに!もう散らかってる!」とついイラッとしてしまいますよね。そして「お片付けしなさ―い」「片付けないと捨てちゃうよ」とパパやママの大声が。子育てファミリーでよくあるシーンだと思います。

実はそういった声の掛け方では逆効果なんです。

「あぁ、また叱られた」「ママが怒ってるから片付けないと」「片付けって面倒だな」
こうして子どもの心に、“お片付けはネガティブなこと”というイメージが浸透してしまいます。

なぜ片付けられない?秘策は「どこに何を」の具体的な指示

なぜ多くの子どもは片付けられないのでしょうか。
その理由を片付けコンサルタントの八木幸子さんにたずねてみました。

「幼児期は『片付け』の意味自体がまだよく分からない子が多いんです。どこにどうしまったらいいのか、実はあまり理解できていません。お片付け作戦の秘策は、『具体的にどこに片付けるか教えてあげること』なんです」

例えば「白い棚の下にある『赤い箱』が車のおもちゃのおうちだよ」などと、子どもが片付けを行動に移しやすいよう、より具体的に“おもちゃの帰る場所”を教えてあげることが重要なのだとか。

また別の秘策も。
「大人もそうですけど、片付けって人に言われてからやるのはイヤですよね。 なので、3歳くらいになったらかごや棚などの“自分だけの収納場所”を与えてあげて、そこの管理を子どもに任せてしまうというのも手です」

「クレヨン君がさみしがってるよ」とお遊びの一環に

片付け=面倒臭いとならないよう、言い方にも工夫が必要です。
例えば使いっぱなしのクレヨン。「箱に片づけなさい」だけでは「あとでやればいいや」という発想になってしまいがち。そこで作戦を変更。

「クレヨン君が、みんなと一緒にいたいなってさみしがってるから、箱に戻してあげようか」
するとお片付けも遊びの一部になり、ママも子どももにっこり。

上手に片付けられたら、たっぷり褒めてあげることも大事。
「片付けって楽しい」と思えるようになると、2、3歳でも習慣になるのだとか。
片付けが習慣化されると、物を大切にすることを覚え、優しい心も育まれます。
頭の中も整理できるので「賢い子」に育つことも期待できるそうですよ~♪

お手本は幼稚園や児童館。片付けやすい環境を整えて

幼稚園では片付けられているのに、うちでは全然…」とお悩みのママ、もう一度家の収納を見直してみてください。収納の仕組みに一因があるかもしれません。

「子どもは基本的には“ワンアクションでの収納”が得意です」と八木さんはアドバイスします。

棚に置く、ポールに掛ける、かごに入れる、など簡単な収納方法が子ども向き。クローゼットの扉を開く、引き出しにしまう、といったツーアクションでは、なかなか積極的に動いてくれません。洋服は畳んでしまうタンスより、ハンガー式がおすすめです。

身近なお手本は、幼稚園や保育園、児童館などの収納。子ども目線の棚に大きめの箱があり、そこにはラベリング。「車」「ブロック」「ぬいぐるみ」「おままごと」など子どもでもわかりやすいようイラストで表現していますよね。

ただ、分類せずに大きなかごになんでもかんでもボンボン放り込んでしまうのはNG。「お片付けとは、その場をただきれいにするためではありません。次に気持ちよくスムーズに使うための準備なんです」(八木さん)

子どもは散らかすのも仕事のうち、と理解して

子どもが粘土遊びや新聞遊びを始めた途端、「終わったら片づけておいてね」と言ってしまったことはありませんか。これもNGワードだそうです。

子どもはぐちゃぐちゃ、ベトベトといった感覚刺激から「体験」を学んでいるのです。

思いっきり遊ばせてあげてから、お片付けについて言及してあげてくださいね。なかなかやらない場合は「どっちがたくさん片付けられるか競争!」と遊びにチェンジ作戦です。

大人目線で考えると、リビングは来客があるのでおもちゃを排除しがちですが、おもちゃで遊ぶことは小さな子どもに与えられた仕事。

ママやパパが遊び心たっぷりにリビングにおもちゃや絵本を飾ったりして、おもちゃのある生活を一緒に楽しんでしまうのもいいですね。親がおもちゃを大事にすれば、子どもも大事にしてくれます。

最後に子育ての先輩でもある八木さんからアドバイス。
「私は3人の子育てをしてきましたけど、なかなか片付けてくれない時はストレスを感じることもありました。それでもめげずに“片付けがどんなに楽しくて気持ちいいことか”を繰り返し体験させてきました。今はそれなりに片付けができるようになっています。過ぎてしまえば子育てはあっという間。“今”を楽しんでくださいね。」

片付けてと言わない子育て―――。
小言を言わないようにすると、ちょっぴり“今”が楽しくなるかもしれません。どれほど効果があるか、まずは2、3日試してみてはいかがでしょうか。

取材/大楽眞衣子

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取材協力/ライフオーガナイザー 八木幸子さん

大楽眞衣子

大楽眞衣子

横浜市出身。大学卒業後、大手新聞社の記者として勤務。数年間の記者経験を経てフリーライターに。実家から遠く離れた静岡県で、3歳5歳7歳の男の子3人を子育て中。長男出産か...

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