2016.08.09
ツライPMSに負けない!生理前にはバナナが効果的♪
生理前のツライPMS(月経前症候群)。身体は重く、むくみやすいし、どれだけ寝ても眠いし、そして何よりすぐにイライラ…。筆者はこのPMSがとても重く、この時期は娘のどんな行動にも激しくイライラしていました。
「いつか手をあげてしまうのではないか」という恐怖心もあり、なんとかPMSを克服したいと思いいろいろと探していたら、見つけたのが『バナナ』だったのです。もしかしたらあなたもツライPMSから解放されるかもしれませんよ!
ツライPMS、解消のカギは『セロトニン』にあった!
生理前には、幸せホルモンと呼ばれている脳内物質の『セロトニン』の分泌量が低下します。セロトニンには心を穏やかにしたり、幸せな気分にしたりする効果があるので、これが減るとイライラしたり落ち込みやすくなってしまうのです。
バナナがPMSを助けてくれるかも!?
そんなイライラした状態から脱するには、減ってしまうセロトニンを増やすのが1番。ですがそんなに簡単にセロトニンは増やせません。そこで、セロトニンを作ってくれる“材料”となる成分を含んだ食べ物をとることが大切です。その食べ物こそが『バナナ』なのです。
バナナにはセロトニンの原料となる必須アミノ酸“トリプトファン”がたっぷり含まれています。“トリプトファン”には精神安定作用があるといわれています。また睡眠作用もあるため“うつ病”にも効くといわれるほど。
しかし、トリプトファンだけではセロトニンは作れません。合成を促進する“ビタミンB6”が必要不可欠です。でも安心してください。このビタミンB6もバナナには含まれているのです。
バナナにはPMSに効く成分がたっぷり
心を落ち着けるマグネシウム
バナナには心を落ち着かせる作用のある“マグネシウム”もたっぷりと含まれています。
カリウムでむくみ撃退
むくみを緩和してくれる“カリウム”もバナナには豊富です。生理前の体はプロゲステロンが働き、水分を溜めこんでしまいます。余分な水分を排出することで、血行もよくなり冷えも解消されます。
おすすめのバナナのとり方をご紹介!
朝食に1~2本
生理前になったら朝ごはんやおやつにバナナをとりいれてみましょう。飲み物と一緒に1~2本よく噛んで食べると、これだけでお腹いっぱいになります。ただし、食べ過ぎには注意してください。カリウムのとりすぎでPMSの発症のリスクが逆にあがってしまうのです。
ホットバナナ豆乳
寝る前にホットバナナ豆乳をのみ心も体もリラックスさせましょう。豆乳に含まれるイソフラボンが女性ホルモンに似た働きをしてくれるので、この組み合わせは最強です!
材料(1杯分)
- バナナ…1本
- 砂糖…小さじ1/3
- 豆乳…150cc
- シナモン…少々
作り方
- バナナを一口大にちぎって耐熱のマグカップに入れてレンジで20秒温める
- 温めたバナナをフォークでつぶす
- マグカップに砂糖を入れて混ぜ、さらに豆乳もいれてレンジで30秒温める
- カップの中身を混ぜて、さらにレンジで30秒温める
- シナモンをお好みでかけてできあがり♪
生理前の朝と夜にバナナを取り入れることで、私もさっそくうれしい変化が。いつもの何倍も穏やかに過ごせるようになりました。娘にあたってしまい自己嫌悪におちいっていた日々が無くなったのが、なによりうれしかったです。
ツラいPMSに悩んでいるみなさん、ぜひ1度試してみてはいかがですか?
PHOTO/avaxhome.ws
参照/
LBR やっぱりバナナ! 便秘もむくみもPMSもお任せな理由4つ
バナナ大学
クックパッド「食べながら飲むホットバナナ豆乳」
宮木つぐみ
カフェ店員、美容部員、ブライダル情報誌の制作を経験したのちに、子どもの頃からの夢が諦めきれず仕事を全て辞めて演劇の世界へ。結婚を機に専業主婦になり、現在は2013年生まれ...
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