2017.07.29
生後6ヶ月でも大丈夫!赤ちゃんを飛行機に乗せるときに知っておきたい8つのこと
長期の休暇などを利用して、飛行機を使っての旅行や帰省を考えているというママは多いのではないでしょうか? でも、小さい赤ちゃんがいると、いつから飛行機に乗せていいのか、フライト中に泣いてしまわないか不安ですよね…。
そんなママたちに、自分の子どもが1歳になるまでに5回のフライトを経験することになった筆者が、赤ちゃんを飛行機に乗せるときに気をつけたいこと、オススメの方法などをご紹介します!
[その1]生後いつから赤ちゃんは飛行機に乗れる?
一般的な見解では原則いつからでもOK! しかし航空会社の多くは生後8日以降から、としていることがほとんどです。また、基本的に1ヶ月健診までは産後の経過を見て、健診のときに先生へ相談する方が多いようです。
海外で暮らしている筆者の場合は、出産のため里帰りし、生後2ヶ月のときにヨーロッパ行きの飛行機で帰ったのが赤ちゃんの初飛行機でした。
フライト時間が長いので産院予約の際にあらかじめ先生へ相談し、1ヶ月健診のときにも確認しましたが、赤ちゃんが元気なら特に問題はないと言われました。
[その2]赤ちゃんがいる場合はあらかじめ航空会社に相談を
Photo/ESB Professional/shutterstock
事前に航空会社へ連絡しておくと、通路側やトイレの近くの席、バシネット(ベビーベッド)の利用を勧めてくれることも。
生後6ヶ月くらいであれば、バシネットを利用したほうが赤ちゃんを寝かせられて、ママも機内でラクに過ごせるでしょう。筆者の場合も、子どもが生後9か月くらいまでは必ずバシネットを予約していました♪
バシネットの利用は、席の位置が限られるので早めの予約が必要です。航空会社によっては、赤ちゃんの体重などに制限があるので確認しておきましょう。
また、優先搭乗のサービスなどもあるので、早めに座席まで行きたい方は、搭乗手続き開始前に搭乗ゲートの近くにいるようにしましょう。
赤ちゃん用に席をとっている場合、3歳未満であれば、チャイルドシートを貸してくれる航空会社もあります(持ち込みも可)。レンタルする場合は、搭乗日3日前までに電話での事前予約が必要など、航空会社によって規定があるようです。
[その3]フライトの時間はなるべく昼寝や夜間をねらって
特に長時間飛行機に乗る場合では、赤ちゃんが落ち着いていられるか心配になってしまいますよね。可能であれば、赤ちゃんが寝るであろう夜間のフライトがオススメです。
短時間であっても、お昼寝のタイミングに合わせることができるといいですね。ただし、フライト中に寝るようにと、それまで無理に起こしておくことはやめておきましょう。
実際に寝る可能性もありますが、赤ちゃんが機嫌を悪くして寝られなくなってしまうこともあります。筆者はそれでおもちゃやミルクを与えてもグズグズがおさまらなくなってしまい、痛い目をみたので反省しました…。
[その4]空港へは時間に余裕をもって行くこと
空港では、バシネットやチャイルドシート、希望の席がちゃんと予約できているかをチェックインカウンターで確認したり、搭乗前に赤ちゃんの食事やおむつ替えを済ますなど、やることがたくさん!
おしっこやミルクでお洋服が汚れてしまうなど、ちょっとしたアクシデントが起こることも想定して、時間には余裕をもって行くようにしましょう。
筆者の場合は4時間以内の短いフライトなら2時間程度、それ以上の長いフライトなら3時間程度は搭乗時間の前に着くようにしています。
[その5]ベビーカーは持込不可
Photo/FamVeld/shutterstock
ベビーカーは機内への持ち込みはできないので、チェックインカウンターで手荷物として預けるのが一般的です。しかし、空港内で利用したい場合には貸し出しのベビーカーを使用することもできるのでオススメです。
また、国際線利用の場合では折り畳み式のベビーカーであれば、飛行機に乗る直前まで自分のベビーカーを使用することができる場合もあります。
[その6]機内に持っていきたい持ち物
機内で使うものは意外とたくさんあるので、事前によくチェックして用意しましょう。
オムツ、ミルクなどの基本のお世話グッズは忘れないようしっかり準備! オムツ替えの際に古いオムツの臭いをふせぐためのビニール袋も必須です。ミルク用のお湯は必要な分であれば持ち込み可能なことも多いですが、CAさんにお願いをすれば作るのを手伝ってくれますよ。
授乳中のママは機内で授乳することを想定して授乳ケープも忘れずに。
離乳食が始まっている場合、持ち込み可能ですが事前に申し出が必要な場合もあります。国際線の場合では、ベビーミールの利用も可能なので、航空券を買う際などに申し込んでおきましょう。
ぐずり対策グッズとして、おもちゃや絵本などがあるととても便利です。筆者の場合は、お気に入りのおもちゃの他に、新しいおもちゃを用意しておくと効果的でした。布絵本やぬいぐるみで遊んでいましたよ。この際、音が出るおもちゃなどはまわりの方の迷惑になってしまうので控えましょう。
[その7]耳抜き対策を忘れずに
Photo/Dayna More/shutterstock
赤ちゃんは自分で耳抜きができないので、離着陸時に泣いてしまうこともよくあります。この場合はミルクやおっぱいを飲ませるなどして対応しましょう!
すでに寝ている場合は、無理に起こさなくて大丈夫ですよ 。耳が痛くて起きてしまったときのために、すぐに飲み物を出せる準備をしておくと安心です。おしゃぶりに抵抗がなければ、離陸前にくわえさせておくのも効果的だったので試してみてください。
[その8]周りへの配慮も忘れずに
赤ちゃんはじっとしていることが苦手なので、機内で泣いてしまうのは仕方の無いこと。しかし、ママがそれをそ知らぬ顔で放っておくのはNG。できる限りの対応をするのが誠意です。
泣いてしまったときのために、離陸前に近くの席の方へは「赤ちゃんがもし泣いてしまったらすみません」とあいさつをするというママも多く、筆者もできる限りそのようにしています。
筆者の場合、赤ちゃんが泣いてしまってすぐに泣き止みそうにないときは、まわりの起きている人のみに軽く会釈をして、抱っこしながら通路を歩きつつあやしていました。
飛行機には、最後尾やトイレの近くに少しスペースがあることが多く、立ったまま抱っこできてあやしやすいので、バシネットを予約しない場合にはそういったところの近くの座席がおすすめです。
また頻繁に立つこともあるので、迷惑をできるだけかけないように、座席は通路側を確保しておきましょう。
赤ちゃん連れでのフライトは不安なことがたくさんありますよね。しかし、対策方法や航空会社のサービスなどを知っておくだけで、とてもラクになることが多いので事前によく確認しておきましょう。
TOP PHOTO/Katrina Elena/shutterstock
参照/
小児科女医のずぼら子育て日記「赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるの??」
JAPAN AIRLINES「ベビーおでかけサポート」
海外旅行準備「ベビーカーは飛行機に持ち込みできますか?」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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